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労働力が確実に不足するこの国で今やるべき事


 今年も年末年始がやってきた。ソウルから帰ってきてまた来月打ち合わせのスケジュールを早々に組んだ。韓国人のスピード感はもの凄いし有言実行力が素晴らしい。とか考えながら帰国するといつも日本の現状と未来を直視して客観的に考えてみたりする。

 少し話は逸れるのだが、この国では人口減少は避けられない現実であり、1億2,700万人が8,000万人へと減少すると予測されている。最大の問題点は、労働力の不足だ。しかし、私はこの危機をチャンスに変える方法が一つあると思っている。それは、日本の強みを生かしたコンテンツつくりである。

 まず、日本文化の魅力を最大限に活用しないといけない。例えば、アニメ産業は世界中で人気が高い。『進撃の巨人』や『鬼滅の刃』のようなヒット作品は、国際市場で大きな成功を収めている。こうしたコンテンツを更に拡大し、外資の投資と技術を活用して海外での生産・販売を促進することが重要だ。もう少し具体的なもので言うと、ディズニーランドのようなコンテンツを活かせる場をテーマパークを作りそれを外資の労働力などリソースを使い他国に発信させると言うことだ。

 また、日本の観光産業も重要な資源だ。京都や奈良の古都、沖縄の美しい海など、日本固有の魅力を前面に出し、国際的な観光地としての地位を確立する。さらに、和食もグローバルな市場での大きな武器になる。寿司、ラーメン、天ぷらなど、日本食を海外で展開し、現地の食材を活用して独自のフュージョン料理を生み出し外資リソースを存分に使用することも一つの方法だ。

 これらの戦略のポイントは、外国での生産と販売から得た収益を日本に還元することにある。例えば、海外のアニメスタジオで生産された作品や、国際的なチェーン店で提供される和食からの収益を日本に送り返す。こうすることで、日本国内の労働力不足をカバーしつつ、経済を支えることができる。

 このようなグローバル戦略は、単に労働力不足を補うだけでなく、日本の文化と経済の持続可能な成長を促す。国際市場での競争力を維持し、国内経済を強化するためにはこの戦略が1番近道だと思っている。近い日本の未来には、このような視点の転換が必ず来る。今からそこに投資をしていかないと何年後からでは手遅れになる。

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