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空港の優先搭乗レーンが優先対応になっていない件

最近、ファーストクラスの望外な価格ではなくビジネスクラスの価格帯であれば喜んでお金を出すという層が結構いるという理由から航空業界各社によるファーストクラス廃止の動きが高まっている。

今回僕が利用したアシアナ航空もコロナ禍でファーストクラスを廃止した。僕は普段は、全然マイルを利用してANAやJALのエコノミーを利用したり、兼ねてより激推ししているZipairを利用したりするのだが、今回はアシアナ航空のファーストクラスに代わり登場したビジネススイートというのを試してみたく利用してみた。

機内の席の広さはビジネスクラス程度ではあるものの、zipair同様にフルフラットにできたり結構良い。それに、もともとはファーストクラスなので最高クラスのラウンジ利用ができたり、勿論空港から飛行機までのアクセスで優先レーンを通ることもできる。結構おすすめだ。

しかし、空港でのこの優先保安検査場などの優先搭乗レーンについていつも疑問に思うことがある。成田空港の場合、スターアライアンスに加盟している航空会社のビジネスクラス、ファーストクラスに搭乗するとゴールドトラック(優先搭乗レーン)を利用できるのだが、

そこで、まず荷物検査をするときに再検査されることがあるのだが、いちいち「検査してもよろしいでしょうか?」と聞くマニュアルがある。
「それ必要ないよね?」ってまず思う。
検査しないと通れないんだから勝手にやれば良い。わざわざ「はい」って言わせる必要はあるのか?

また、この時期は高確率でブーツを履いて機内に乗り込むことが多いのだが、この優先搭乗レーンであっても足首が隠れているブーツなどの履物はいちいち脱いでケースに入れてX線を通してください、だ。いやこれのどこが優先なの?と思うのだ。

だいたいファーストクラスなどに乗る人が足首に何か禁止物を隠しもったりしないだろう。ましては、容姿を少し見ればだいたい綺麗な格好をしている人が多いため、疑う余地もないだろう。
これでは優先の意味がない。しかも通常の保安検査場ばりの列になっていることも多々ある。ありえない。

さらに、進んでいくと各所での声がけがこれはまた面倒くさい。手荷物検査では、さまざまなことをチェックするために声をかけられる。開封されているペットボトルなんて検査しないと持ち込めないことが決まっているのだから、黙って検査すればよい。こっちはイヤホンをしている為いちいち声をかけてきて、外す作業をさせないで欲しいのだ。

これ海外から要人などがきた際にもこんな事してるのだろうか?と思ってしまうのだ。何故こんなことを言っているかと言うと、こんなにしつこいのは日本くらいだからである。コロナ対策一つを取っても、いい加減にあの空港ラウンジの一席空けて座るスタイルももう意味ないし、マスク着用もそろそろ考えて欲しいものだ。

今急速に発展が続いている何でもありスタイルの東南アジア諸国を少しは見習ってほしいくらいだ。そうしないと各国に早晩キャッチアップされ越されることになるだろう。





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