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医学と文学 統計と確率

おつかれさまでございます

先月自動車保険の更新をしました
むつかしいですね
自動車保険はどんどんリスク細分化されて
・何歳=年齢別に事故を起こす確率
・どんなクルマ=車種別の事故率と修理費の統計
・免許証の色=ゴールド免許保持者の事故発生率
・年間走行距離=低走行だと事故に合いにくい
などなど、保険数理に基づいた複雑な計算のもとに保険料を算出するのでしょうね

理系じゃないぼくには、統計や確率って苦手です

でもさぁ
ゴールド免許証ってペーパードライバーさんがほとんどな気がします
そりゃ事故発生率低いですよね?そっか!乗らない
だから安いのかー

高齢者の事故がことさらにニュースに流れます
でも、事故と年齢の相関を見ますと20代が最も高いんですよね?
あ!だから20代の息子が免許とったとき、自動車保険料が倍近くなったんでした

なるほど
そう見始めると理にかなっている気もしてきました

生命保険はもっとわかりやすい気もします
年齢と性別と過去の病歴でリスクを統計と確率で計算して保険料出しています

若いくて女性の方が長生きで、健康な人の方が保険会社は保険金や給付金を支払うリスクは低いから、保険料は安い
納得できます


話は変わります

お医者さんで小説家って、どうしてこんなに多いのでしょう
・森鴎外
・斎藤茂吉
・北杜夫
・海堂尊(「チーム・バチスタの栄光」)
・手塚治虫(作家とは違うけどストーリーテラーとして)
・渡辺淳一
などなど・・・・

ドクターで文学者
医学が科学=左脳であれば
文学=右脳ですよね?

日常生活で、極度に左脳を使うのでバランス取るために右脳を使って文学に没入するのかしら?
プロゴルファーが左スイングの素振りで左右のバランス修正するように


また、ぼくの勝手な印象ですが、また著書が両極端な気がします

北杜夫さんは
「楡家の人々」などのシリアスな純文学著書と
「ドクトルマンボウ・シリーズ」といった大衆文学

渡辺淳一さんは、官能小説風に振っちゃっていたり・・・


お医者さんと文学

相容れない分野で、どちらでもその才能を発揮されるってすごいなぁ!と感じます

医学は現段階の最善の医療と、将来起こりうる可能性を想像・想定せねばならない
ベストとされている標準治療
治験という統計と確率で治療を施す日常
患者さんは多種多様で、同じお薬でどんな反応するか、しないかのは確証はありません
過去のエビデンスや症例に基づいたベスト・プラックティスを信じる

ある意味でイメージ力が養われて文学的、執筆活動にもそれが水平展開し、開花していくプロセスなのでしょうか?


あらためて、医療に携わる方々の、そのリスク・テイクする勇気と責任感・使命感、将来起こりうるかもしれない事への想像する努力に対して、リスペクトの念を禁じ得ません

将来、IPS細胞の研究が進み、身体の組織は全て正常な臓器に置き換えられる時が来るかもしれません
医学の研究・進歩に大きな期待をしています
これも、イメージ発想力の賜物です
IPS細胞は、シート状の再生、二次元まで出来ると聞きました
三次元の臓器の開発にあと少しですね
すごいなぁ!

あ!
でも脳細胞は難しいか?


医学と文学、そして統計と確率の近似について感じました

でも皆さん
健康第一です

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