事業アイデア発想法「タイムマシン法」　テレビメモ術#118

本年2000年初に、映画に出てくる「細菌兵器」のように、新型コロナが世界を変えるとは考えたことは無かった。非現実だと考えるほうが一般的ですね。
では、年初に、スゴい社長が、どんな分野に興味を持っていたのか？興味があります。　
スゴい社長は、コロナ禍でも、即対応策を考え行動しています。だから、スゴい社長なんですね。
スゴい社長が気になる伸びそうな会社の分析をすることで、「一般の人でも使える発想法」を探したいと思います。

がっちりマンデー　2020年1月12日 放送
「儲かりそう！」スゴい社長が気になる会社！
日本交通の川鍋会長が気になる…電動キックスケーターのシェアリングサービス「ＬｕｕＰ（ループ）」
（株）Luup 岡井 大輝社長
https://gacchiri.tv/n/n5fecde2ebb2f

＜イワイ造語の事業アイデア発想法＞
１）タイムマシン法

・「アメリカやヨーロッパで普及しているサービスやソフトは、日本での成功確率が高い」
・ソフトバンクの孫社長が創業時から取り組む発想法ですね。
・日本で最初に取り組むことが大切になります。

＜岩井コメント＞
成功するか？失敗するか？を聞かれたら、非常に厳しいビジネスモデルと私なら答えます。
・２年前から爆発的に普及。世界の市場規模は、５年後には最大５兆円と予測されてはいます。
されど、自転車で宅配をするビジネスがスタートした時に、使う人がいるとは私は、まったく思えませんでした。納期に「１分」を争う企業が、高単価でも書類を配達したいニーズがあることを、後で解りました。
自分が知らない市場がたくさんあるということは意識した上で分析してみます。

▶市場性　：　外国では顕在需要ですが、日本では法律的に、公道では原付扱いで、果てしない大きな壁があります。法律問題が存在するビジネスモデルは、規制緩和の時期を早める取組が必要。一般社団法人で業界団体を早期に設立し、団体交渉を行うことをお勧めします。

▶競争優位性　：　先行逃げ切りと目論んでいますが、・・・。　
レンタルクラウドシステムは、自転車のシェアリングサービスとほぼ同じで、他社と差をつけるのは難しいと感じました。

▶当ビジネスのポイントは、「設備業ビジネス」です。
つまり、資本力勝負です。
短期だけでなく、中期に対応できる資本を確保することが先決です。
潜在需要から顕在需要に変化するのは、長い期間がかかります。
また、顧客に低価格で提供するには、「仕入れ原価が非常に安い」＝「大量生産または大量仕入れ」が必要となります。

＜岩井アドバイス＞日本交通と早急に資本提携すべき！　
そして、日本交通と提携した事実で、他からも資本投下をしてもらうことが大切です。資本政策と資金確保のプロと契約すべきです。

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