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宿題と定期テストが無い中学に賛同?  公立中学では改革が出来ないと思っていませんか?

【たった一人の熱意が、公立中学の仕組みを変えた。生徒を変えた】
<推薦理由>公的な組織には、「何を言っても変わらない」と諦める常識を自分で作らないことが大切だと反省しました。

カンブリア宮殿から学ぶ!真似る!
テレビ経済番組はビジネスアイデアの宝庫です。嘆いても解決策はありません。良いところは真似て早期復活しましょう!"
"カンブリア宮殿 2019/09/26(木) #652
宿題・定期テストは廃止!
教育の常識を打ち破った 驚き公立中学の秘密""
 千代田区立麹町中学校校長 工藤 勇一"

  https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/column/post_19092601/


<なぜ成功できたのか?/どんな工夫をしたのか?>
①工藤先生が公立中学の教壇に立った若かりし頃に、学校の実態を知っておかしいと感じ、変革のチャレンジをし続けたから。
【現場で感じた怒り】
・『生徒が(学校が嫌で)早く大人になりたくない』と言うのであれば、その教育は変えないといけない 
目的がない教育活動を積み重ねるのは、子ども達にとって罪  
・「置き勉」など、教師たちはルールを守らせることばかりに躍起
②理念/志「生徒が社会に出た時に「自律」できる教育を行う」を確立したから。
③現状分析を冷静に行い、ひとつずつ解決していったから。
・改革すべき課題が初年度だけで340項目の改善を実施
④工藤改革に賛同する先生を増やし、集めたから。

<岩井コメント>
◆公的組織でも改革できることを認識することが大切であるということです。公教育の中学義務教育の目的は、生徒の生きる力や生徒に合ったいろいろな能力を伸ばすことにあります。ご幣があるかもしれませんが、生徒を顧客としてとらえ、顧客満足を向上する取組を先生が行っている点に共感し教材に採用しました。

★岩井造語「3Cの中の3Cに注意が必要」。

改革実施には、「自社Companyの中に、競合(反対派)Competitorが必ずいる」いかに排除するかがキーとなる。

◆活力ある日本を未来永劫持続するためには、子供たちの育成がカギであり、義務教育改革が必要であると番組を観て痛感しました。
歯車人材創出方針から、世の中に出てから「自律」できる人材を創出する目標は大賛成です。
◆日本人を風刺した言葉に「赤信号みんなで渡れば怖くない」「お上に言っても、らちが明かない」があります。しかし、たった一人に人間が、疑問を感じ、変革にチャレンジし続けた結果、公的中学が変わった、変えることができたことに感動しました。
◆学校でも、企業が行う現状分析を実施していることにビックリしました。当たり前と言えば当たり前なのですが、教育現場には、明治時代からの教育勅語や特別な前例重視があり、改革実行時には本質的な変革ができないことが多々あります。

<専門用語解説>

◆だれもが知っている「3C分析」。奥深さを知っていますか?知ろうとしていますか?
3C分析とは、外部環境の市場と競合の分析から主要成功要因KSFを見つけ出し、自社の戦略に活かす分析フレームワーク。
3Cとは、「市場(customer)」「競合(competitor)」「自社(company)」の頭文字。
されど、たくさんの実践をこなしている私には、3Cほど奥深さを感じます。何度も考えてください。
マーケティング用語は、試験対策として覚えるものではありません。
自分で活用してみると初めてその奥深さ、幅広さが理解できます。

祝い中小企業診断士が解説するテレビメモ術#37 

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