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#エシカルなスタイル【今も昔も良いものは良い】デジタルとアナログのヒュージョン

最近、ダブルカフスのシャツが良く売れるようになって来ました。カフスボタンは、英国紳士の御用達。
FIVEONE
http://www.fiveone-m.com/

スマートウォッチとカフスボタンという一見すると、アンバランスな組み合わせですが、物を大事にすると、自然とこうなるのも新しいエシカルなスタイル。
カフスボタンは、ロンドンのピカデリー・サーカスにあるベンソン&クリュッグ (紳士服用品店)で購入した記念の品で、エナメル加工をする職人が少なく、こちらのハンドメイドカフスやボタンは、手に入りにくくなっている。
スマートウォッチは、初代アイウォッチ。六代目がリリースと聞いて、そのスペックを見たら欲しいとなるかと思いきや、Wi-Fiがなくても初代で我慢して、大事に使おう。
潰れるまで使う事が、物欲と倫理観のバランスをとっているという事です。

私の考えるアパレルのエシカル化は、止まらないと思いますが、大量消費が当たり前の脳から少しずつ我慢して慣れていくのでしょう。

結局は、既製服がオーダーメイドにとって変わった様に、
レディメイド(プレタポルテ)もオーダーメイド(オートクチュール)に変わる時代は、近づいて来ると思います。
前者が2010年から10年かかっているので、
後者も2020年から10年かけて、私達のようなアパレル製造業が、脳を変えないと進まないですね、

私も、2010年には、ぼんやりオーダースーツに変わると考えてましたが、今から考えると工場のラインを一気に改革しとけば、この10年の停滞を回避できたのかなと反省してますが、協力工場や取引先との長年の取引を考えると思いきれなかった事を思い出しました!
エシカル(倫理観)な工場経営については、私の経験から、次回にします。

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