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一生持っていたい一冊はありますか?

人生において一生持っていたい一冊。そんな本はありますか?

自分はあります。
それは「覚悟の磨き方」

この本は幕末の偉人吉田松陰先生が遺した言葉を池田さんが現代の言葉に訳した本。
この本を読み始めて3分で「あっ、この本は一生持っていたい。」そんな風に思った。
では、そんなにどこが良かったのか解説していこう。


人生の本質

この本は江戸時代末期に生きた吉田松陰先生の言葉だが、今の時代にも通ずる。つまり、いつの時代も変わらない、人間の本質をついている。
だから自分が何歳になっても、どんな時代になっても変わらないものがある。それを忘れないためにもこの本を読み返したい。


志が高い

吉田松陰先生は自分が有罪になることをわかっていながら、黒船に乗り込もうとした。なぜなら日本を守るために。自分の身を削ってでも「今の日本に大事なこと」を貫いた。名誉、賞賛などは全く求めていない。


学ぶことの尊さ

吉田松陰先生は松下村塾を開校するなど、学問の神として敬われていた。
本書での「学び」は資格のための勉強などではなく、自分の生き方に対するものを捉えている。
つまり評価されるための学問でなく自分を磨くための学問を推奨した。その方がいざというときに力を発揮できる、たくましい人間になれる。


この本を読んでいるときは心が「無」になり、言葉を失う。
それぐらい心に刺さる一冊なのでぜひ読んでみてほしい。

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