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娯楽映画研究所ダイアリー 2022年6月20日(月)〜6月26日(日)

YouTube「佐藤利明の娯楽映画研究所」。今回はシネマヴェーラで特集上映、DIG&PADレーベルで連続リリースの「中平康監督をDIGする」です。

6月20日(月)『女はそれを我慢できない』(1956年・FOX・フランク・タシュリン)

フリーペーパー「YABO」最新号で、MCUについての(現段階)での総括インタビューを受けています。2008年から2022年にかけて、ハリウッド映画はマーベル・シネマティック・ユニバースによって、いかに変質してきたのかを、タップリ4ページに渡って語っております。好きだ好きだと表明してきましたが、意外なことに、MCUについての依頼は、これが初です。是非是非、ご一読ください!

エルヴィスが好きすぎて、17年前2005年に作った、全映画全ナンバー+TV歌唱収録、私家版DVDを久々に再生。大瀧師匠とのエルヴィス談義を想いながら… 裕次郎さんも、若大将も、無責任男も、唄う映画スターは皆々なのであります。8月頭にラジオでエルヴィス90分特集を担当することに^_^

娯楽映画研究所シアターは、ハリウッド・ミュージカル史縦断。”The Girl Can't Help It”『女はそれを我慢できない』(1956年・FOX・フランク・タシュリン)の詳説をnoteにUPしました。完璧なミュージカル・コメディ! 未見の方はぜひ! note「佐藤利明の娯楽映画研究所」995本目の映画原稿です!

6月21日(火)『ミュンヘンへの夜行列車』(1940年・キャロル・リード)

アナウンスされました!2022年8月、毎週日曜日夜20時から、NHKラジオ第二で「クレイジーキャッツの音楽史」(講師・佐藤利明 全4回)放送です!
つまり、1960年代の「若い季節」の時間帯。「鎌倉殿の13人」の裏では「渡辺プロの7人」です。

岩内克己監督には、1995年「若大将グラフィティ」からお世話になってきました。昨年、ラピュタ阿佐ヶ谷で「砂の香り」ニュープリント上映の時は貴重な資料をご提供頂きました。

1990年代末、岩内監督が主宰されていた「砂の香り」の会には、しばしばお声がけ頂き、岡本喜八監督、金子正且プロデューサー、恩地日出夫監督と対談をさせて頂きました。昨年のラピュタ阿佐ヶ谷「砂の香り」上映を本当に喜んでくださっていたと、近しい方から伺い、再会を楽しみにしていました。心よりご冥福をお祈りします。

昨年8月にUPした岩内克己監督『砂の香り』のレビューです。このニュープリント上映を、監督はとても喜んでくださいました。

6月21日(火)の娯楽映画研究所シアターは、ヒッチコックの『バルカン超特急』姉妹編。『ミュンヘンへの夜行列車』(1940年・キャロル・リード)。クライマックスはドイツ=スイス国境のロープウェイ!英国スパイ活劇のルーツ!これは面白い!

6月22日(水)「オビ=ワン・ケノービ」最終回・「ミズ・マーベル」第3話・「フランケンシュタイン対地底怪獣」(1965年・東宝・本多猪四郎)

ディズニー+「オビ=ワン・ケノービ」最終回。ドラマとしてのエモーションはともかく「スターウォーズEp3」「Ep4」の補完として楽しめた。ダース・ベイダーとなったアナキンと、師であるオビ=ワンの対決は、Ep3のフラストレーションを和らげてくれた。とにかくチビ・レイアが可愛いかった! 最後にあの師が出てきて、ちょっとグッときました。

ディズニー+「ミズ・マーベル」第3話。ニュージャージーのパキスタン・コミュニティを舞台にした青春ドラマが面白い。お兄さんの結婚式のボリウッド感!パキスタンの子供たちが戦慄するおばけ「ジン」は「ジニー」でもあるというのがなるほど、なるほどでした。ヴィランのいない世界かと思ったら、いきなり集団で!大興奮!そして急展開でいよいよMCUらしくなってきた!次回は海外へ! 

「フランケンシュタイン対地底怪獣」4K版をスクリーン投影。微細なまでに美しい。怪獣映画の到達点!巨人と怪獣の格闘に惚れ惚れ!怪奇映画ムードもたまらない。東宝特撮陣の凱歌!

6月23日(木)『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年・サム・ライミ)・『戦慄の七日間』(1950年・英・ジョン&ロイ・ブールディング兄弟)

6月23日(木)の娯楽映画研究所シアターは、ディズニー+で配信スタートした『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年・サム・ライミ)をIMAX Enhanced バージョンでスクリーン投影。IMAXでは3Dだったので、僕は立体視ができないのでメガネが邪魔だったけど、今回はフル画角で「不思議の国のストレンジ」を堪能。

どのシーンも画面の情報量が濃密で「目眩く映像体験」なのだけど、128分という尺がちょうど良くて、スッキリと楽しめる。冒頭のクリスティーン・パーマー(レイチェル・マクアダムス)の結婚パーティ会場のバルコニーから、ニューヨークで大暴れしている一つ目怪物・ガルガントスに戦いを挑むシーン。タキシードからすっとマント姿に早変わりして、余裕たっぷりに、怪物と対峙する一連のショットがカッコいい。

劇場で二度見て、今回が三度目なのだけど、配信で見直したせいか、とにかくスッキリしていて、しかもサム・ライミの世界!「死霊のはらわた」ミーツ「ドクター・ストレンジ」の世界観が楽しくて、画面にのめり込むようにスペクタクルを味わった。禁断の書・ダークホールドを手にしてしまったワンダは、無慈悲なスカーレット・ウィッチへと変貌を遂げるのだが、これが全く「鬼子母神」で、かつてアベンジャーズの一員だったのに・・・のあっぱれなヴィランぶり。

構成もストレート、脱線も楽しく、しかもMCUとしての風格もある。なんちゃってだけどIMAXを観ている気分にも(笑)

先日、6月20日(月)にやはり、配信スタートしたばかりの『アイアンマン』(2008年・ジョン・ファブロー)のIMAX Enhancedバージョンをスクリーン投影したのだけど、こちらも改めて見るとスッキリしていて、やはり第1作の風格があって良かった。「テンリングス」が敵だったのね、と、今更ながらに(笑)となると「シャン・チー テン・リングスの伝説」もまた見直したくなる。こうして、ディズニー+でMCU浴を続けることになりにけり(笑)

6月23日(木)の娯楽映画研究所シアター第二部は、冷戦が始まり、核の脅威が現実のものになった時代のイギリスのポリティカル・フィクション『戦慄の七日間』(1950年・英・ジョン&ロイ・ブールディング兄弟)をアマプラからスクリーン投影。

配信されている素材がビスタサイズにブローアップした版だったので、こちらも気分はIMAX Enhanced(笑)

イギリスで核兵器開発に携わっている研究者ウィリントン(バリー・ジョーンズ)が、ロンドンのダウニング街の首相邸に脅迫状を送ってきたところから物語が始まる。イギリス政府が核兵器製造を中止しなければ、新開発のU R-12爆弾を、1週間後の日曜日の正午、ロンドン中心部で爆破させるというもの。

早速スコットランド・ヤードの敏腕捜査課長・フォランド(アンドレ・モレル)が研究所に問い合わせるが、博士は爆弾と共に姿を消していた。全く手がかりがないまま、一日、一日が過ぎていく。徹底したドキュメンタリータッチで、1950年のロンドンの人々が活写されていくが、この映像が素晴らしい。

捜査は手詰まりになったまま週末を迎える。そこで首相はロンドン市民の疎開を命ずる。この疎開シーン、クレジットにもあるがロンドン市民が全面協力をして、なかなかの迫力。わが『ゴジラ』(1954年)で本多猪四郎監督が、疎開シーンをリアルに描いていて、それが本多作品ではお馴染みとなっていくが、案外この『戦慄の七日間』が原点なのかもしれない。

日本での公開が、1954年3月だから、おそらくは本多監督も観ているだろう。というわけで中盤、博士がトレードマークの髭を剃り、手配書にあるコートを捨て、質屋で買ったボロコートを纏って、裏町に潜伏する。その質屋で知り合ったのが、うらぶれた女優・ミス・ピケット(ジョーン・ヒクソン)。彼女がとてもいい。イギリス映画らしい人物描写で、寂しいシングルの老女、ミス・ピケットが一夜、部屋を博士に提供したために、彼女は後半、怖い目に遭う。

ロケーションの効果が圧倒的で、戦後6年のロンドンの復興と、ナチスによる空襲の傷跡などの風景が生々しい。長年、観たいと思っていたが、まさかアマプラにあるとは! 配信の時代のありがたさをしみじみ。

6月24日(金)『ブラボー砦の脱出』(1953年・MGM・ジョン・スタージェス)・『モスラ』(1961年・東宝・本多猪四郎)4K版

明日6月26日は、月末日曜恒例、阿佐ヶ谷ネオ書房「佐藤利明の娯楽映画研究所SP  娯楽映画の昭和VOL.6 新・東京ラプソディー」。完売御礼。
いま、素材編集真っ只中ですが、今回も、ようやくカタチになってきました。というか、どんどん深みに。デパ上や犯罪映画の舞台、アミューズメントの歴史など、時層探検は次のフェーズへ。来月の日程も決まりました。

6月24日(金)娯楽映画研究所シアタはー、ジョン・スタージェス監督の「脱走もの」プロトタイプでもある西部劇『ブラボー砦の脱出』(1953年・MGM)をアマプラからスクリーン投影。僕らの世代は、この映画との出会いはテレビ放映。僕は小学生の時にNET「土曜洋画劇場」で初めて観た。

ウイリアム・ホールデン主演だが、キャラクターは完全にヒール。ジョン・ウェインが演じてきた頑固で冷酷な北軍の大尉。だけど密かにバラを栽培していたり、心優しき面もチラリと見せる。ヒロインのカーラ・フォレスター(エレノア・パーカー)は、南軍の将校でブラボー砦で捕虜になっている婚約者・ジョン・マーシュ大尉(ジョン・フォーサイス)を脱走させるために、砦にやってきて、ウィリアム・ホールデンにモーションをかける。

つまり「大脱走」ものなのだけど、鬼より怖い北軍のロウパー大尉(ホールデン)を籠絡して、オウエンス隊長(カール・ベントン・リード)の娘・アリス(ポリー・バーゲン)とビーチャー大尉(リチャード・アンダーソン)の結婚式の夜、脱走の手引きをする。

ところが、不器用だけど男性的魅力に溢れるロウパー大尉の猛アタックにカーラの心も乱れ、次第に惹かれており、ジョン・マーシュ大尉との間で揺れ動く。そりゃ、エレノア・パーカーだし。美しすぎるヒロインだし。

というわけでブラボー砦からの脱走に無事成功する。マーシュと共に脱走したのが、キャンベル(ウィルアム・デマレスト)、カヤング(ウィリアム・キャンベル)、ベイリー(ジョン・ラプトン)、そして予定外のカーラたち五人組。プライドを傷つけられたロウバー大尉は、執拗に脱走兵たちを追い詰めるが、ネイティブアメリカンたちに取り囲まれて、絶体絶命のピンチに…

北軍VS南軍の戦いに、共通の敵で最強のネイティブアメリカンたちが現れて、という展開が面白く、子供の時、大興奮した。敵対していたウィリアム・ホールデンとジョン・フォーサイスが、満身創痍で共闘していくクライマックスは壮絶。ジョン・スタージェスの「男騒ぎ」の演出は、西部劇なのだけどアクション映画のような新しさを感じさせてくれる。

前半、美しいドレス姿で駅馬車から降りてきたエレノア・パーカーが、後半、男装のウエスタン・ルックで荒野を旅して、ネイティブ・アメリカンたちと銃撃戦を展開。このメリハリも見事。

絶体絶命。ひとり減り、二人減りしていくが、果たして一行を待ち受ける運命は? 悲劇のあとのほっとするエンディング。やはり傑作!

6月24日(金)の娯楽映画研究所シアターは、眼にも鮮やかな極彩色の大怪獣『モスラ』4Kリマスター版をスクリーン投影。ネルソンのカタコト日本語もクリアな立体音響に!昭和36年の空気まで蘇る。素晴らしいリマスター仕事!本当に美しい!

6月25日(土)『勇者のみ』(1951年・ワーナー・ゴードン・ダグラス)・『ガス人間第一号』(1960年・東宝・本多猪四郎)

6月25日(土)の娯楽映画研究所シアターは、グレゴリー・ペック主演の西部劇『勇者のみ』(1951年・ワーナー・ゴードン・ダグラス)をアマプラからスクリーン投影。

原作はチャールズ・マーキス・ウォーレン。脚色は『地球の静止する日』のエドモンド・H・ノースと、ハリー・ブラウン。監督は、ワーナーの四番バッター、娯楽映画の職人・ゴードン・ダグラス。で、この時期の西部劇は「勧善懲悪」のヒーローものから、性格的には問題、非道で人望もないけど、最後は頼もしい活躍を見せるタフガイが多くなってきた。24日に観た『ブラボー砦の脱出』(1953年)のウィリアム・ホールデンもそうだったが、本作のグレゴリー・ペックも、任務に忠実で真面目ゆえに、部下や恋人に誤解されてしまう。

部下に恨まれてもなお、嫌われてもなお、自分のポリシーで闘いを続ける男。スッキリしないキャラクターなのだけど、1950年代の西部劇では定番というか多くなっていく。アンソニー・マンの『裸の拍車』(1953年)のジェームズ・スチュワートもまた然り。

1867年、南北戦争直後のニュー・メキシコ。リチャード・ランス大尉(グレゴリー・ペック)は、エゴイスティックな指揮官として部下から敬遠されている。アパッチ族の襲撃を受けた「不落の砦」での戦いで、酋長ツーソンを捕虜として、本部であるウィンストン砦に連れ帰る。現場で部下から「なぜその場で殺さないのか?」と詰め寄られても、我を通してウィンストン砦へ連行するランス大尉。

アパッチ族は、必ず酋長を奪還するために、砦を襲ってくる。誰もがそのことを心配していたのだ、隊長ドラム大佐(ハーバート・ヘイス)も復讐を懸念、ツーソン酋長をグランド砦に移すことをランス大尉に命じる。ランスが護送隊のリーダーとなるつもりだったが、大佐はハロウェイ中尉(ギグ・ヤング)を行かせろと命ずる。

ここで齟齬が生じる。ハロウェイ中尉はランス大尉と、同僚の娘キャシー(バーバラ・ペイトン)と三角関係だったので、部下たちはランスが危険な任務をハロウェイに押し付けたと邪推。案の定、ハロウェイは、移送中にツーソン酋長を奪還され、殺害されて砦へ戻ってくる。

こうなるとランス大尉に分はない。キャシーは怒ってランスと断絶宣言。アパッチ族の襲撃は時間の問題となる。そこで、ランスは援軍が到着するまでの1週間、「不落の砦」でアパッチ族を食い止める作戦に出る。連れていくのは、いずれもランスに反発している八人の部下たち。上官をまったく信頼していないならず者たちと共に、ランスは「不落の砦」に立て篭もるが・・・

といった、重苦しい人間関係を全面に出しつつ、最大のピンチを迎える。飲んだくれのワード・ボンド、一癖も二癖もあるロン・チェニーたち、個性派たちと、生真面目かつ冷酷なグレゴリー・ペックとの確執と、アパッチ族との闘いは、なかなか面白い。西部劇というよりは戦争映画の「作戦もの」のような、あの手、この手で、絶体絶命の状況が描かれる。

クライマックスは、かなり面白い。ゴードン・ダグラスは手堅くまとめて、アベレージ作品を連打していたが、本作はその中でもピカイチ。もうダメだ!の追い詰め方と、事態が好転していくきっかけ。そしてグレゴリー・ペックとワード・ボンドの奇妙な友情の芽生えなどなど、娯楽映画としての質の高さを感じる。

6月25日(土)の娯楽映画研究所シアター第二部は、変身人間シリーズBlu-rayから『ガス人間第1号』(1960年・東宝・本多猪四郎)を久しぶりにスクリーン投影。言わずと知れた東宝特撮映画の異色作にして傑作。宮内國郎さんの音楽がのちに「ウルトラQ」に流用されるので、余計に「ウルトラQ」気分を盛り上げてくれる。

この映画の白眉はやはり、土屋嘉男さん演じる「図書館の水野」が、ガス人間としてその正体をマスコミに明かして、新聞社の単独インタビューを自ら設定するシーン。「透明人間の告白」ならぬ「ガス人間の告白」に木村武さんが脚本に込めた「異形の者の悲劇」が凝縮されている。

MCUを見慣れた後に、このガス人間誕生物語に触れると、まさにヴィラン誕生というか、超人血清によりスティーブ・ロジャースがキャプテン・アメリカとなったエピソードなどを思い出す。なので、その視点で観るとなかなか面白かった。

ちなみに2001年、本作DVDのオーディオ・コメンタリーを、藤千代役の八千草薫さんと収録。東宝の担当者から「八千草さんにお願いできませんか?」の無茶振りに、直接、ご自宅に電話をしてご出演をお願いした。今回のBlu-rayにもそのコメンタリーが収録されている。もう、21年前になるのかと感無量。

6月26日(日)阿佐ヶ谷ネオ書房「娯楽映画の昭和VOL.6 新・東京ラプソディー」

今日も相当な暑さです。阿佐ヶ谷ネオ書房「娯楽映画の昭和VOL.6 新・東京ラプソディー」ご参加の皆様、十分な暑さ対策をして、気をつけてお出かけください。水分補給を忘れずに!

阿佐ヶ谷ネオ書房「佐藤利明の娯楽映画研究所SP 娯楽映画の昭和VOL.6 新・東京ラプソディー」満員御礼ありがとうございました!今回の時層探検は「佃の渡しがあった頃」「ドゴラ江東区を襲う」「警視庁物語の東京PT1」「デパ上のアドバルーン」「多摩川園と二子玉川園」「四ツ木と映画」などのお話をしました
次回は7月31日(日)「娯楽映画の昭和VOL.7 東京ナイト」です!ご予約はお早めに!

7月のイベント出演スケジュールです。
7月23日(土)「赤いハンカチ」上映後、佐藤利明講演会。@横浜市立音楽堂。

7月24日(日)「高泉淳子バースディスペシャル」にトークゲスト出演。@渋谷JZbrat。

7月31日(日)佐藤利明の娯楽映画研究所SP @阿佐ヶ谷ネオ書房 宜しくお願いします。

よろしければ、娯楽映画研究への支援、是非ともよろしくお願いします。これからも娯楽映画の素晴らしさを、皆さんにお伝えしていきたいと思います。