見出し画像

インプットだけするより、アウトプットとセットにした方がいい理由

新しいことを読んだり聞いたりしてインプットすると、一瞬すごく気分が良くなり、やる気が出ますよね。

しかしその後長期に渡って、その「新しいこと」を使い続けているか?血肉にできているか?と言われると、僕の場合は忘れてしまっていることがほとんど。。

そこで、より効果の高いインプットにするためには?というのを考えていたのですが、「アウトプット前提のインプット」をしたときが、1番力になっているなと思ったので共有したいと思います。

インプットだけだと、「わかった気になっている」だけのことが多い

本や記事を読んだり、動画をみたりすると、新しいことが知識として入ってきて、成長できている感覚があります。やる気も出るし、たぶんドーパミンも結構出ているような気がします(たぶん...)。

しかしここで確認したいのが、「100%理解しきれているのかどうか」です。一瞬「なるほど!」と気持ちよくなるだけで、実は真の成長にはなっていないのではないか?と思うわけです。

せっかく今までの自分にない考え方や知恵を学んだからには、そこで終わってしまうのはもったいない

「なんとなくわかった気になっただけ」である場合、思考の深さが伴わないので忘れやすいですし、なにより他者に説明できないことが多いです。

「あれ、ちゃんと読んだはずなのに、なぜか説明ができない。。」というのは、自分の中に落とし込めていないから。

アウトプットをセットにすればいいんじゃない?

じゃあどうするかというと、インプット => アウトプットをセットで行います。

仕事でも、知識ゼロなのにいきなり専門的な領域をまかされたりして、必死に本などを読み漁りながらがむしゃらにやったときほど、意外と後々まで覚えていたりしませんか?

これは、アウトプット(=仕事に活用)することを前提に、必要なことだけ素早くインプットするという「アウトプット前提のインプット」だからこそ、定着しやすいのだと思います。

筋肉も脳も道具も使ってないと錆びつくのと一緒で、新たな知識も使えば使うほど定着しやすい、血肉になっていくというわけです。

このインプット => アウトプットの流れを普段から心がけることが大切。

例えば、

・聞いた話をnoteにまとめるもよし
・読んだことをすぐに人に話すもよし
・動画で学んだ仕事術を、次の日に仕事で使う
・レシピを見たらすぐ料理する
・いけてるシュートフォームをみたら自分もすぐ真似てみる

など、いろいろなパターンがあると思います。

自分の身近な例で言うと、プログラミングの勉強などがまさにそうでした。

専門用語や聞き慣れない概念が非常に多いので、丁寧でやさしい解説書を読むとものすごくわかりやすくて、のめり込んでしまう。一瞬全てわかった気になってしまうんですよね。

ただ、学習した知識や概念に慣れていないほど(未知のものであるほど)、アウトプットを効果的に組み合わせて実際に体験し、自分のものにしないと瞬く間に忘れてしまうことにも気づかされました。。

「インプット => アウトプットの流れ」を習慣化できると、学んだことがどんどん定着していくだけでなく、不思議とインプット自体もしやすくなっていきます。

どんどん実践している中で「今自分にどんなインプットが必要なのか?」といった不足分がスーッとわかるようになっていくからだと思ってます。

成長の鍵は、やはりIN-OUTのサイクルをどれだけまわせるか?

「PDCAサイクルを回す」とよくいいますが、それと似ていますね。プランを立てたりチェックばかりしていては、やはり個人のスキルも淀んだ池のようになってしまいます。

どんな形でも、絶えずアウトプットしていく意識が成長速度を変えていくんだなと思いました。