見出し画像

奥武蔵「巾着田のコスモス」 【四季折々の花、草木】〈名所編 その14〉

人は年齢を重ねるにつれて自然の奥深さに気づき、「花鳥風月」の順に興味を持つようになるのだとか。

いつからか、仕事の取材先や趣味の登山の目的地へ向かう途中に「○○の○○」と呼ばれる花や草木にまつわる名所を見つけると、立ち寄るようになった。

これまでSNSに投稿した全国各地の名所(画像)を、その時季に合わせて紹介していく。

四季折々の花、草木〈名所編〉

その14「巾着田のコスモス(秋桜)」

どうにも上手くいかないとき、頭を整理したいとき、気持ちを切り替えたいときに、奥武蔵の低山(埼玉県日高市周辺の山中)をゆっくり歩く。

西武池袋線の武蔵横手駅から高麗駅まで、途中、コスモスが見頃を迎えたという「巾着田」にも立ち寄って約3時間。

気分転換、失敗・・・。

最近、芽生えてしまった不信感を忘れようと出掛けたものの、歩きながら考えているうちに、さらに不信感を募らせてしまった。

やれやれ、こんな日もあらーな。

2022年10月16日のFacebookより

【撮影日】
令和4年(2022)10月15日

【所在地】
埼玉県日高市高麗本郷125−2

【メモ/雑学】
・「巾着田(きんちゃくだ)は、8世紀はじめ高句麗から渡ってきた人々が住み着き、高度な農耕生活を営んでいた土地(面積約22ヘクタール)。
・その当時、この地は高麗郷(こまごう)と呼ばれ、高麗川の蛇行を利用して川をせき止め、内側にあふれた水を導いて水田を作っていた。
・この水田(地形)を北西の日和田山から眺めると、巾着のように見えるので「巾着田」と呼ばれるようになる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?