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奥武蔵「越生梅林 2024」【四季折々の花、草木】〈名所編 その43〉

人は年齢を重ねるにつれて自然の奥深さに気づき、「花鳥風月」の順に興味を持つようになるのだとか。

いつからか、仕事の取材先や趣味の登山の目的地へ向かう途中に「○○の○○」と呼ばれる花や草木にまつわる名所を見つけると、立ち寄るようになった。

これまでSNSに投稿した全国各地の名所(画像)を、その時季に合わせて紹介していく。

四季折々の花、草木〈名所編〉

その43「越生梅林 2024」

三連休の中日(2/24)、関東地方は快晴だったので、往復の電車内で仕事の資料を読むことにして、埼玉県の越生梅林へ。

先日の雪の影響だろうか、例年より枝が折れている木が目立った気がする。

ちなみに、越生町は同県の川越市や神奈川県の伊勢原市などとともに「太田道灌を大河ドラマに!」という活動に力を入れていて、「越生梅林 梅まつり」の会場でも署名を集めていた。

ここ数年、渋沢平九郎(渋沢栄一の養子)の取材などもあって、たびたび越生町を訪れているけれど、ずっと(太田道灌の生涯を描いた、児童書のマンガ人物伝があれば、関東一円で喜んでいただけるのではないか)と思っている。

令和6年(2024)2月25日のFacebookより

【撮影日】
令和6年(2024)2月24日

【所在地】
埼玉県入間郡越生町堂山113

【メモ/雑学】
・越生の梅は、南北朝時代の1350年頃、九州・大宰府から現在の梅園神社に分祀されたおり、菅原道真公にちなんで梅を植えたのが起源であると伝えられている。
・越生梅林の園内は約2ヘクタールの広さがあり、樹齢約670年を超える古木「魁雪」をはじめ、白加賀・紅梅・越生野梅など約1,000本の梅の木が植えられている。
・明治時代に観光地として注目され、多くの文人墨客が集うようになり、明治34年(1901)には、国文学者で歌人の佐佐木信綱が“入間川高麗川こえて都より来しかひありき梅園のさと”と詠っている。
・毎年2月下旬から3月中旬にかけて「越生梅林梅まつり」が開催されている。

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