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太極拳を始めて気づいたこと

去年のこと、健康診断個人票が送られてきて中身を確認してみると、総合判定に「要精密検査」の文字。「えー!何が!」とそれまでと違って、検査項目についてすべてを細かく見てしまいました。
老化現象が気になる年になると、改めて健康の大切さを実感しているところです。

その健康診断の結果に「健康教室のすすめ」が同封されていました。早速一連のコースから「太極拳教室」に参加申し込みすることに。

「太極拳」を選んだ理由は
・「全身運動をしながら身体と心を整えることができる、やさしい健康法です」
・「参加費無料」
ということにつきます。

「太極拳教室」に通って良かったこと

1,いつでもどこでも出来る事
2,体幹が鍛えられる
3,ゆっくりとした腹式呼吸ができてリラックス効果がある

太極拳教室の講師から、上記のような効果が期待できるとの解説がありました。

いつでもどこでも出来る

2年前からウォーキングをしているのですが、天候に左右されて思うようにできないことがありました。しかし、太極拳のいいところは、いつでもどこで出来る事です。ちょっとしたスペースがあれば、一つ二つの動作の練習ができます。

準備運動は必要ですが、「簡化24式太極拳」の一連の動作をしても、6分前後で出来ます。20~30分程度の隙間時間を利用すれば、毎日少しずつ習慣化することが可能です。

体幹が鍛えられた

太極拳教室で特に時間をかけたのが「歩法」でした。「簡化24式太極拳」の中でもよく使われる「弓歩(ゴンブー)」と言われるものです。下半身を緩めて、重心移動していくことで体幹のトレーニングになります。

腰の高さを一定にし、移動していく歩法のことです。片足重心が多いため、自然と体幹が鍛えられていく感じです。

腹式呼吸でリラックス効果がある

太極拳教室では「身体をゆるめる」という表現をされていました。特に、下半身の骨盤や膝関節のちからをぬいた状態です。その状態で、一連の動作を行っていきます。

「虚実分明(きょじつぶんめい)」といって身体の「重心をかけないところ」と「かけるところ」また、「力をぬくところ」と「いれるとこと」を意識して行います。

それに伴って動作中はゆっくりとした「自然呼吸」を行なうことが基本です。鼻から吸って鼻からゆっくりと吐きます。少しずつ慣れてくると、自然と「腹式呼吸」になります。

普段の生活の中でも「腹式呼吸」を意識するようになり、リラックスする時間が増えました。

【まとめ】太極拳を始めて気づいたこと

「太極拳教室」は全10回行われて、全回出席する事が出来ました。内容は「簡化24式太極拳」の入門編として、5つほどの動作と「歩法」など基本的な動作を習いました。

私はこの約2ヶ月間で「簡化24式太極拳の動作を覚えること」を目標にしていました。「YouTube動画」などを参考に自主練習をすることで習慣化し、一連の動作ができるようになりました。
今回の「太極拳教室」に通うことが「太極拳」を知る良いきっかけとなりました。

最初の目的は、健康のため。健康効果として「太極拳」を続けて来たことで血行がよくなったようです。また、夜の寝つきがよくなりました。

「太極拳」を続けるうちに腹式呼吸を意識して行うようになりました。そのことで「リラックスすること」が増えたことはありがたい効果です。

始める前まで「太極拳」についてまったく知識はありませんでした。
今回「太極拳教室」に参加することで「太極拳は生涯スポーツとして健康を維持してくことに効果がある」ことを体感しました。これからも、続けていこうと思います。

健康効果については「厚生労働省『統合医療に係る 情報発信等推進事業』」にも記述があります。私が体感した効果以外にも、さまざまな効果があるようです。

中村げんこう氏の「太極拳 YouTube」で分かりやすく解説されていました。「太極拳の健康効果」に興味がある方には参考になる動画です。


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