弱くて脆い自分を認められていないのかもしれない。

令和3年12月2日ゼロ円ハウス66日目。

昨日の昼間も寝てたりしていたので頭の重さが続いている。絶妙に調子が良くない気がする。

今日は引きこもりはやめようと決意して外に出る。買い物行くついでに図書館に行ってゆっくりしたり(結局引きこもり)と、なるべく外に出た。

それでも午前中から外に出て、お昼過ぎには帰ってきた。結局やることも無くてグダグダして外が暗くなっていく。

やることも無いので走りに行く。久しぶりにしっかり走ってめちゃくちゃキツかった。帰ってきてご飯を食べる。思い返すとこの辺りで少しばかり身体に異変があった気もする。

寝る頃には認識出来るぐらいに普通に体調が悪かった。

元々そんなに身体は強い方では無いのだがそれでも体調が大きく崩れる事(風邪系)はここ最近は多くない。学生の頃なんかは季節の変わり目は必ず瀕死になっていたり冬はインフルエンザにかかったりと散々だったが年齢を重ねるにつれてそう言ったことも減った。季節の変わり目は相変わらずだが瀕死にならなくなった。

ゼロ円ハウスに来る前の1年間の引きこもり生活は最強だった。来る直前はヤバかったけどそれは風邪を越えたレベルのヤツだからノーカウントで笑 風邪は一切引かなかったし少し体調が悪いなと季節の変わり目に感じただけで普通だった。

恐らく、引きこもり生活は波が無く、ある意味穏やかな日々だったから自分が振り回される事も格段に少なかったのだろう。

ゼロ円ハウスに来てからは良くも悪くも刺激があって、日々に波があるからそれに振り回されてるのかもしれない。全く日々を乗りこなせてない。ダメージも受けるし受けざるを得ない時もある。その対応に追い付いていないのかもしれない。

自分ってこんな簡単にダメージを負って崩れてしまうのかと少しばかりショックを受けている所もある。ある意味、自分を過信してる気がする。これぐらい大丈夫でしょ。出来なくてどうするぐらいに思ってる節がある。

でも実際は9日間程のバイトでダメージを負う始末。自分の脆さを目の前で叩き付けられてるようだ。

正直、自分は普通に生きれると本気で思ってた。そんな事すらも思わない程に。

そう思っていた事を思い出した。実際、まだ可能性として普通に生きれるのでは?普通に生きれる自分にいつかなれる。そんな物が奥底で微かな臭いを漂わせている。

別に普通に生きれない事を被害者面したいわけでも自分を特別に見てるわけでもない。

会社に勤めてちゃんと働いて立派に1人で生きて尚且つ両親とも仲良く、いつしかパートナーと家族になって子供が出来て家買って...

そう自分も生きられる。てかそれが生きることで人生でしょ?って思ってた。

今の自分はそれを何一つ持っていない。

そんな自分を責めた事もあった。実際に今も可能性を捨てきれていない時点で自分を責めている事の象徴なのかもしれない。

働く事が続かない、キツい辛い。周りが出来ることが出来ないのは自分に何か原因があるのだと。自分には何が見えていないんだ?何と向き合えていないのか?色々な違和感を感じても、何故それを感じるのか?そう感じるのは自分のどこかに原因があるハズでそれは解決出来る。そう思っていた。でも解決出来ない事に苦しんでどうしようも無くなった。周りがどんどん進んでいく(そう見えて感じた)そんな中で自分はいつまでここにいるのだろうか?皆はどうやってこれらを乗り越えて解決したのか?皆が超人に見えた。普通というハードルを易々と越えていく皆の姿は自分に絶望を感じさせた。何故ならその普通というハードルが自分にはとんでもない高さにあるように思えるからだ。とんでもない高さのハードルを皆が越えていく。その事実に何も感じない方が無理がある。

自分が易々と越えていくように見えたそれにも皆のそれぞれの悩みや苦悩があるのは推測が付くけどそれでも自分からしたら、それらを抱えても越えていってるじゃん。そうとしか思えなかった。

そんな疎外感を勝手に感じていたことを久しぶりに思い出した。

弱さはリアルに事実を叩き付けてくるんだなと感じた。弱さと体調の悪さを抱えて布団に入る。

ゼロ円ハウス66日目終了。

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