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読書メモ/現代社会におけるZINE ー脇道を行くメディアの在り方ー


■あらすじ /概要

著者が「自分の好きなことを雑誌にしてみたい」と思ったのをキッカケに、個人の自己表現的マガジンとしての「ZINE(ジン)」という文化を知り惹かれていく。
ZINEの起源を辿り、今日に至るまでの歴史を振り返り、現代のネット社会・消費社会の中での生き方と照らし合わせ、商業促進による「楽しませられてしまう状態」から一歩ずれてみることで、自ら楽しいと出会っていくという「脇道メディアとしての楽しみ方」を提案をしてくれる

■きっかけ

・知人の「実はZINEについて書いたんですよ」の一言
└その前にも彼からZINEという文化を教えてもらってたタイミングで、たまたま出会った中国の女の子がZINEを作ってて見せてもらうことがあった。その子は「街にある黄色」を撮って集めた小冊子の写真集を作ってた。面白かった

・そこから「こんな表現をしたZINEもある」「あんな形をしたZINEもある」と教えてもらい更に面白かった
└そんな彼がZINEをどういう風に捉えて表現しているのかが気になって気になって

■感想(順不同/ネタバレ込み)

・ZINEの由来と発祥のところ面白かった
└自己表現でもあり、コミュニケーションツールでもあり、社会(大きな力)に対しての個人の反発でもあった

・SNSやブログと対比させることで「なぜ流通に乗らない本を手間ひまかけて作るのか」「その対価は?」というところが確かに、となった

・ZINEの文化や概念を通して、現代社会での生き方(消費させられる生活)だけでいいのか?と提唱してくれてるように感じて面白かった

■アクション

・広告やネットシステムのおすすめからだけじゃない「楽しい」に出会いに行ってみる
└長崎にZINEを扱ってる個人書店「ウニとスカッシュ」ってお店があるそうな https://unitosquash.stores.jp

■参考情報

└色んな作者のZINEを扱うネットショップ

└短くサクッとしたZINEについてのまとめ記事

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※個人のアウトプット記録です。あくまで参考情報のひとつとして受け取っていただき、自身で判断していってもらえると嬉しいです。

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