【2023年を振り返る】ベンチャーから大企業に転職したら、さらにカオスだった

久々の投稿です。
年内最終日くらい何かを残しておこうと思い、走り書きですみません。

転職してから、慌ただしさばかりの日々でした。
あれよあれよという間に大晦日を迎えています。

コロナ禍で抑え気味であった外出もすっかりアクティブになり、連日どこかしらに出かけて、人と会って、楽しんで、そのたびに出費が続いています（笑）
今年は推しが「アレ」しまして、38年ぶりの日本一にもなれましたんで例年以上に球場に足を運びました。遠征仲間も増えました🐯

仕事も、最初は戸惑いを感じることが多かったですが、幸い仲間に恵まれ、成果も出せつつあるので毎日楽しくやれています。大きな組織ならではの、コントのような場面も多々ありますが、楽しみながらコントを演じています。前職とはまた種類の違う「カオス」がそこに存在します。

前職は社員が5人居たか居ないかくらいからのスタートでしたので、整備されていないもの・足りないものがあればそのたびに目的意識を持って取り組んできたつもりです。
カオスなのは当たり前、組織として何を優先すべきかを考えながら現実と理想のギャップを埋めていく。その過程をいかに楽しめるかがあの頃の醍醐味だったように思います。

今年それなりの規模の会社へ移ることになり、浅はかにも“カオスとは無縁”と考えていました。
いやむしろ、カオスとは「変化期のバタバタや走りながら考える状態」を表す言葉だと私が勘違いしていたのかもしれません。
歴史があって人も多くてタレント揃い、事業も安定している。それでも、今の会社もめちゃくちゃカオスです。

まず、ちょっとしたことを変えるだけでも大変です。複数の部門にお伺いを立てたり、「なんかやだ」というような感情に振り回されたり、規程を書き換えるだけでは済まなかったり。ちょっとしたご提案からスタートしたのに、気づけば大型のプロジェクトに進化し、大会議室で諮る必要が出てくるようなケースもあります。利害関係者が多く、影響範囲も大きい。それぞれが見ている角度も異なるため、こちらの考える正義が一見合理的のようでも、実は正しいとも限らないのです。
最短距離を走ろうと張り切りすぎたばかりに、最初のうちは「なんだあいつは」と睨まれていたかもしれません。むしろ、その状況を楽しみながらチームに発破をかけていたところもあるのですが（笑）

詳細は書きませんが、ここ半年で色々変化をさせることができましたし、チームとしても前進できたと思います。経営陣や部門長を巻き込んで苦労したこともありましたが、そのうち大半は「過去がそうだったから」「誰も言い出さなかったから」でそのままになっていたことが多くを占めていたように感じます。実際に、とりあえず言ってみたら何とかなったこともあります。
ただ唯一言えることは、課題提起する側、言い出しっぺが割を食うということです（笑）これは前職でも同じでしたので、大体そういうものなのだろうと思います。
でも頑張れば、周りが付いてきてくれますし、成し遂げたことはかけがえのない経験にもなります。

ある程度頑張れたと思う一方で、もちろん反省もあります。入社してからおかしいと思っていたことが組織都合を考えれば合理的であったことや、自分の偏見で決めつけていたこともありました。

1つは会議の数。「多すぎる！」「意味がない！」などと思ってましたし言ってましたし。ただ、全国に何十も拠点を持つ規模となると、これだけのメンツを一堂に集めてその場で意思決定するためにはある程度の定例の場は必要だと再認識しました。
また、偏見に関して言えば「大きな組織＝スピード感の無さ」です。少なくとも経営陣の意思決定の速さには驚きました。あれこれ理由をつけて先送りにしているのは現場の問題が大きそうです。
特に社長は視座が高く視野が広い、思考も深い。ダメ出しを食らうたびに毎回勉強になります。

仕事ばかりになってしまいました。
帰省は年明けなので年内はゆっくり家で過ごすのですが、#CDJ2324 のタグを見ていると抽選に外れた方々が多いことにびっくり。
20年は中止になりましたが、19→21→23とずっと参戦できているのは運が良いんですかね。ありがたいです。

また、冬至には毎年恒例の「一陽来復」の御守を買うため早稲田 穴八幡宮に。親戚一同分をまとめてのお使いのため、毎年毎年面倒臭くてこの時期が憂鬱でしたが、今年は初めて（？）苦痛と思わず行列に並びました。
御利益があるのか、ここ数年気力も体力も充実していますし、良いご縁もいただいています。人の倍徳を積んでいる、ということで。

今年お世話になった皆さんへ。
お互い健康にお気をつけて、良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします！