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弁護士がnoteを1か月間続けた感想

こんにちは。
お読みいただきありがとうございます。

ぼくは、イギリスに留学中の弁護士です。
2023年12月1日、キングス・カレッジ・ロンドンのロースクール(LLM)を修了したのと同じタイミングで、ぼくはこのnoteを始めました。

その日から毎日投稿を続けて、ちょうど1か月が経ちました。
そして、今日は2023年最後の日でもあります。

そこで、いつもの投稿とは別に、この1か月を振り返りたいと思います。


なぜnoteを始めたのか?


こちらの自己紹介では、その理由として、イギリスのロースクールへの留学を検討している方に有益な情報を届けたい旨を書いています。

自己紹介で書いたことに嘘は無いのですが、正直に言うと、もっと実際的な意味で、noteを始めた理由があります。

このことをもうちょっと詳しく説明するために、ぼくがイギリス留学を決意した理由を改めて書かせてください。

ぼくがイギリスに留学した理由

以前にどこかのエントリーでも書いたとおり、ぼくがイギリス留学を決意した最大の理由は、弁護士としてのキャリアに対する漠然とした不安です。

ぼくは、とある中規模事務所のアソシエイトです。今はロンドンの別の事務所に出向中であるためちょっと事情が特殊ですが、元の事務所に復帰した後は、パートナーから振られる仕事を処理して、その対価として事務所から得られる給料を主な収入源とする生活に戻ります。

ただ、いつまでもアソシエイトの立場ではいられません。いつか、パートナーとなり、仕事を振る側に回らないとならないといけません。そこまでは無理だとしても、少なくとも自分の食い扶持は自分で確保できないと、今の事務所に残っても、残れずに他に移ったとしても、弁護士として暮らしていくことは出来ません。

そして、その「いつか」は、ぼくらのような中規模事務所のアソシエイトにとっては遠い将来の話ではありません。

だから、ぼくは、その「いつか」に備えて、英国法とデータ法に関する専門性を深めるためにイギリスまでやって来ました。

ぼくのことを多くの人に知ってもらいたい

もっとも、どれだけ専門性を磨いたところで、そのことを誰にも知ってもらえなければ、ほとんど意味がありません。

あなたのことを知らない人から依頼が来る確率は0%

この言葉は、ぼくがnoteを始めることを決めた理由です。

ちょっと回りくどかったでしょうか。

つまり、ぼくは、イギリス留学を経て得られた知識や経験を対外的にアピールする宣伝・広告としてnoteを始めました。

じゃあ、なんで匿名でやっているの?

、、という疑問はもっともだと思います(笑)

ぼくは、インターネット上で実名での情報発信を行った経験がありませんでした。もし、不用意に誰かに嫌な思いをさせたり、炎上したりしてしまったら、元も子もないと思い、まずは(読む人が読めば分かるとは思いますが)匿名でスタートしています。

現在、英国弁護士の登録申請の手続中であり、登録が完了したタイミングでこのnoteも実名に切り替えて、より積極的に活動したいと考えています。

この1か月の振り返り


アクセス状況

これを書いている時点で、全体ビューは2838です。

上記の集計期間中に、合計31件を投稿しているので、平均ビュー数は約90ですね。これらの数字が良いのか悪いのかは分かりません。

でも、これほど多くのアクセスがあるとは思っていませんでした。
皆さまに3000回近くも読んで頂けたことはとても嬉しいです!

どんな記事がよく見られていたのか?

ぼくは、次の情報を、このnoteで発信してきました。

① ぼくの専門分野(英国法、データ法)に関する情報
② 弁護士のイギリス留学に関する情報
③ イギリスでの生活に関する情報

個々の記事で人気・不人気はあるものの、明らかな傾向として、②③はビュー数が伸びやすく、他方で①は伸びにくいです。

これは、想定どおりの結果でした。
①のトピックは、ぼくが読み返しても、かなりニッチな内容が含まれるなあと感じています。

ただ、このnoteの目的を踏まえると、①の情報を充実させることが最も重要だと思っています。また、①に関する記事を書くことで、ぼくの知識の定着に大変役立っています。加えて、①の情報発信を行う趣旨は、記事の中身を伝えるというよりは、ぼくが「英国法・データ法に知見を持っている弁護士である」ということを皆さんに知ってもらうところにあります。

したがって、②③をメインで読まれている方には恐縮なのですが、今後も引き続き①の情報を積極的に発信していこうと思っています!

なお、今のところ、①×3→②→①×3→③…という順番で投稿を続けています。②③をメインに読まれる方は、4日に1回のペースで訪れてもらえると、常に新しい記事が上がっていると思います。

ぼくのnote 2024


せっかくの大晦日なので、2024年のnoteについて、今考えていることを書きます。

自己満足にならず、有益な情報を分かりやすく

つい数行前に、これからもニッチな情報をガンガン発信しますと宣言してしまいましたが、それでも、独りよがりな記事にはしたくありません。

たとえ内容はマニアックでも、誰が読んでも分かりやすく、英国法やデータ法に興味を持ってもらえるような記事をお届けしたいです。

届けたい人に、届きやすい記事を

ぼくはこれまで、法律意見書や裁判の書面など、読み手が予め判明している文書しか書いてきませんでした。

でも、noteのようなネットの記事は違いますよね。
辿りつければ誰でも読めるけど、そうでなければ誰も読めません。

ぼくの発信する情報は、99人にとっては不要でも、残る1人にとっては役に立つものだろうと信じています。

そんな1人に届きやすいよう、記事の書き方、タイトルの付け方をもっと工夫しようと思います。

X(Twitter)をもっと活用する

noteを始めたのに合わせて、Twitterも始めたのですが、全然活用できていません。両者は相性の良いSNSだそうなので、2024年はもっと積極的に利用していきたいと思います。

よければ、フォローをお願いします!
https://twitter.com/toshful_tambo

いつもお読み頂いている皆さまへ


フォローして頂いたり、スキして下さったり、いつも励みになっています。
リアクションを頂いた方のnoteは、基本的に全て拝見しています。

ぼくが明るい分野の話はもちろん、そうでないことを書かれている方のお話も、とても興味深く読んでいます。

また、もしかしたら、フォローやスキをしていないけれど、たまに読んでくださっている方もいるかもしれません(ぼくもnoteを始めるまではそういうタイプだったので)。

ぼくにとっては、そのような方も、とても大事な存在です。今後も目に見えない多くの読者さんがいることを信じて、情報を発信していこうと思っています。

今更気づいたのですが、時差があるので、もう日本は2024年になってしまっているのですね、、。

タイミングをミスりましたが、引き続きよろしくお願いいたします!

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