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#084|やさしい心・強い精神・高い実行力

よく晴れた日。早朝ランから始まり、昼は岡山の海沿いをドライブしてお寺で1時間瞑想して帰るという休日的な時間を過ごした。note365日連続投稿チャレンジ84日目。

メンバーが成果"も"出せるコミュニティをつくりたい

「成果は出せるが心がない」と感じる人やコミュニティがある。「競争(勝ち負け)」や「取り引き(損得)」の雰囲気が強く、油断するとやられる感じ。そこでは、こころは休まらない。そういう人たちはたしかに数字的な成果は出せるが、共に過ごしたいと思えない。

私は成果よりも心が大事だった。痛みがあっても無視して走りきることより、痛みがあるなら走るのを止める方が大切に思えた。

昔からそれは信念のようにあって、「やさしい世界をつくりたい」という気持ちが強かったが、しかし成果が出せなければ生きていくことが難しい側面を無視することは年齢を重ねるほどできなくなり、成果を出すための強さも必要だと認めてからは、「強くてやさしい世界」というキーワードを心にもつようになった。この2つの要素があって初めて「持続可能」になると私は思っている。

今、いくつかのコミュニティを運営しているが、みなさん素敵な方でとてもよい感じの場になっている。加えて、最近はそれぞれのメンバーにとっての「成果」も出始めている。この「成果が出る」というのはコミュニティの効果というより、各自の取り組みによって出ていることだ。

このコミュニティは心をたいせつにできていると言えて、「やさしい世界」がここにはあると思う。しかし「強さ」はどうだろうか?これがまだ、私にとっては満足ではない。


やさしい心・強い精神・高い実行力

どうすれば「自分を含めて全員が、心をたいせつにしながら、納得できる期間内で成果も出せるようになるか?」がテーマだ。

「自分の成果は自分で出す」のはアタリマエで、アドラーで言う「課題の分離」は基本として、それはわかった上で「どうすればコミュニティがメンバーの『成果』にまで好影響を与えることができるか」を模索するのは、間違ったことではないと現時点では思っている。

成果を出す「だけ」なら心を犠牲にすればいい。短期間での成果であればかんたんに上げられる(苦しいけど)。しかしそんな「一瞬の成功」は望んでいるものではなく、どうすれば一生において「人間全体」で豊かであれるのかに焦点を当てている。

今日あいこさんのお話を聞いていて、「7つの習慣の実践・徹底」は成果を出すにあたり有効な手段であり、「直接の対話による新しい世界への誘い」も効果的だと感じた。

たとえば仕事の成果を出す土台を養うために、7つの習慣を読む機会を設けたり、その実践コミュニティを紹介できるルートを整えるのは、メンバーを助けることになるだろうか?「いざない」のないただの紹介がその人にとって力を発揮する確率は下がると思うが、そこまでも整備できるなら「いい準備」になるだろうか。

どのようなものを用意すればもっといいものになるか。どのようなものに特化すればもっといいものになるか。

たいてい「増やす」よりも「減らす」方がよいものになる。削って削って、そのプロダクトが担うべきコアな役割を確定し、それ以外の部分は他者に渡すように、コミュニティ同士で手を繋いでいけてもおもしろい。

「やさしい心・強い精神・高い実行力」を持つ人たちで繋がり、その繋がりの全体で成長が続き、メンバーが自分の生活を豊かにしながら、それぞれの生きる場所から世界によい影響を与えているような、そんな輪ができることを夢に見ている。


✑37分|1400文字

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