見出し画像

#156|時間を「投資」的に使う

最近私の周囲でよく話題にあがる「神時間力」を読んだ。

今日はこの本の「書評」ではなく、「オススメ」でもなく、「私的な学びと閃き」を書いたnote365日連続投稿チャレンジ156日目。

実際に本を読まれた方からすると「違うよ」と言われるかもしれないが、正誤は気にしていない。私だけの学びなので、「正解」は気にせずに読んでいただけると嬉しい。


書籍「神時間力」から実行することリスト

本書には「時間の使い方に『長ける』」ための内容が書かれいている。私にはそう読めた。

たとえば「『得たい結果を得る』ために、何に時間を投資するか?」という問いがあり、その結果を得るための「よい使い方」が書かれた本だ。

最終的には「たいせつにしたいものをたいせつにしよう(≠タスクを大量に処理するために時間を使うのではない)」といった結論で、我々が毎日開催している「1日をふりかえる部屋」の理念とも共通しており非常に共感できる内容だった。

その中から特に取り入れたいことを箇条書きにして残す。


実行リスト

1.なんらかの行動選択の際には「時間を使うということは、自分の残りの命を使うことである」ということを意識に上げて判断する。そのためにこの言葉の待ち受けを作る。

2.「で、今、どこを目指しているの?」という言葉の待ち受けを作る。

3.「結果=投資時間×行動レベル」を踏まえて、
①細切れの時間をまとめて、得たい結果を得るための行動に充てる
②結果を得るための行動の「行動レベルを上げるには?」と問う回数を増やして実際に行動レベルを上げるための試みを行う時間を設ける。

5.完璧グセをやめるために、
①悩んだら(わからなかったら)動いて取りに行く習慣をつくる
②わからない・不完全・未完成なままで外に出す習慣をつくる

7.集中して仕事をする時にはスマホを別の部屋に置く

8.休憩する時にはスマホを別の部屋に置く


といったところ。この本は、「大事だということはわかっちゃいたけど、実際には充分にやっていなかった」。そんな大切さなことに気づかせてくれた。


「時間を『投資』的に使う」という取り組み

さらに、上記のような「本に書かれていた内容」とは別で、読んで閃いた取り組みについても残す。

それは何かというと、「厳密に時間を『投資』的に使ってみよう」ということだ。

書籍内では「時間を投資する」という言葉がよく使われていたが、私にとっては書かれている内容は「時間の使い方に長ける」内容に読めた、ということは冒頭にも書いた。ある意味で「投資」の内容とは感じない。

では逆に、「厳密に時間を『投資』する」としたら、それはどういう仕方になるのかなと思った。


何が言いたいかというと、たとえば、「お金を投資して体験に変える」といったことも「投資」という言葉で表されることが多いが、また別で「お金を投資してさらにお金を増やす」というような投資の仕方もよく話されることだ。

書籍内にある「時間を投資する」ことを「お金を投資すること」を例にして説明されている箇所を読んで、「お金を投資してお金を増やすケースを時間で表すとしたらなら、それはどのような取り組みであり、結果になるのか?」という問いが生まれた。


答えは、「その行動をしたら自分の時間が増えること」だ。

厳密に「自分の時間を増やすための活動」のみを「時間を投資する」という表現にして取り組むと面白いのではないか?というのが今回の閃きになる。

これはアプローチの違いだけで、結果的に言っていることは書籍と一緒なのだが、この切り分け方がワタシ的には妙にしっくりくるので採用した。

先に箇条書きで書いたような「時間を有効に使う(得たいものを得る)」ための仕方にも取り組むが、その一環として今日から「時間を投資する(増やす)」という仕方にも別枠で取り組んでみようと決めた。


「それをすることで、自分の時間が増えるか?」

この問いにイエスといえる活動をしていないとしたら、これから先もずっと「やることはいっぱい」で、生産性は「私1人」が上限になる。それだと、結果的に「得られるもの」の限界は低くなり、それは私の望む結果ではない。

そのためにやることは何か?それは自分の生産性を上げることではなく、人と共に生産性を上げていくような行いだ。

それは「道具を使う」ことと「チームを作る・チームで動く」ということに二分される。そのための技術、伝え方や考え方などを磨いたり実行する。

具体的なスモールステップはまず、「時間への投資活動」が1日の中にどれだけ取れたか?という点を毎日追っかける。これはタスクシューターなら余裕だ。これが私にとっての「時間の『投資』」になる。

投資して増やした時間をうまく使うことで、さらに得たい結果を得たり、増やした時間で得た結果を楽しむ。

この視点は、「PDCAを回したいなら、記録(事実把握)ができることは基本」というように、「時間を有効に使うためには、時間を投資できることが基本」的な条件というように感じた。そして、あまりに基本すぎるため、あえて書籍で言及されていないのかもしれないとも思った。


✑66分|2000文字

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,023件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?