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003 | 自分のペースで進もう

note365日連続投稿チャレンジ3日目。

1日目:2年目の目標宣言
2日目:変化できる人

2日目の記事のふりかえり

昨日の記事は60分で書こうとして93分だった。

早く書くのは難しい。60分では、「私はこう思う」という感想的な主張が「客観的にもそうか?整合性はあるか?読み手はこれを活かせるか?」などを吟味しきれず、文章をうまく構成もできない。

しかし「そんな記事でもまずは投稿する」ことを続けなければ毎日書けるようにならない。これまでは「こけるから自転車に乗らない」ような人間だったのだから、私は自転車に乗れるように変化する、まずはこけてみよう、と言い聞かせて投稿した。

これも、繰り返せばだんだんうまい具合に収まるようになるだろうし、諸々の速度も上がってくれると、希望を持って続ける。


自分のペース VS 成果の出るペース

「自分のペース」で動くことと、「成果の出るペース」で動いていくことはどちらが正解だろうか?目標によるが、たとえばビジネスにおいてなら「成果の出るペース」と答える人が多い気がする。

実際はどうか?


今日は取引先の方との月イチの打ち合わせの日だった。

ボディケア系、というのだろうか。夫婦で医院をやられている方で、その関連で新しいビジネスを作ろうとされている。

しかしプライベートも本業もいそがしいため、新規のビジネスを早く成果(目標売上)まで届かせることは難しい。

そのことはご自身で理解されていて、それを踏まえて「自分にできるペースでコツコツと」進められている。これが大変素晴らしいと思う。

「自分のペースで進む」この姿勢を保持することは案外難しく、「早く成果を出そうと一時期だけがんばって燃え尽きてしまう」ケースや、「妄想や自己都合的な希望で定めた期限で結果が出ないのならやる意味を感じられない、とモチベーションをなくしてしまう」ケースも多い。

もちろん、成果を出すには成果が出るために必要なペースで動く必要がある。しかし、下りのエスカレーターで登り切る間にどこかで止まってしまえば振り出しに戻るのはアタリマエだからといって、登ることすらしなければ永遠に上階には届かない。


成果の出るペースで動ける人というのは、その前に自分のペースを持っている。始めから「成果が出るペース≒自分のペース」という人は多くない。

まずは自分のペースを作る。そしてそのベースを成果が出るペースまでアップしていくこと。幸いなことに、成果を出すために必要な用意の大部分は、自分のペースで動いていても準備できる。

世間では「速さ」の価値が高くその誘惑も多い。「1ヶ月でこんな成果が!」といったことはアタリマエのウリになっており、もてはやされるのもわかる。しかし、だからといってたとえば「3年かかって成果が出ることは意味がない」わけではない。

もちろん「来月までに治療費を用意できないとマズイ」みたいなタイプのものは速く成果を出せないと意味がない。けれど、そういう緊急な案件以外では、意外なほど「そんなに早く成果を出す必要はない」ことが多いものだ。ここをけっこう勘違いしていて、何事も「すぐに成果を」と思いがちだ。

そんなふうに気持ちが急かされ、1ヶ月の短距離走に破れ続けて3年過ぎる、なんてことはざらにある。それならば、必要なことをコツコツと自分のペースで進め、3年後の自分に「成果」をプレゼントしてあげる。そんな考え方でいた方が人生は楽しかったりする。

こういった姿勢は若い頃には難しいけれど、人生は長く、どこかでシフトチェンジする方が豊かになれるだろう。

押さえておきたいのは
①自分のペース > 成果の出るペース、という重要度。
※自分のペースがあってこそ、成果の出るペースまで持っていける
②成果を出すまでに必要な用意の多くは自分のペースでも用意できる
③用意が整った最後の段階で成果の出るペースまで押し上げる
この3点だ。

今日の打ち合わせでは、あらためて、腰を据えて焦らず自分のペースで取り組んでいくことの大切さを感じた。同時に、これを外すとマズイ、ということも頭に浮かんだ。


これだけは大切に

自分のペースで進む際に特に注意することは、「ゴールするための見通しが間違っていないか?」という点だ。これは短期より長期の取り組みほど重要度が高い。短期であれば失敗もすぐにわかるが、長期だとなかなか気づくことができない。この点から見ると「自分のペース」には危うさがある。

なので、「自分のペースで用意しようとしているものが、本当に望む成果を出すために必要なことか?」ここだけは吟味すること。

たとえば関西から関東に向かう時、東に進めば歩こうが飛ぼうがいつかは関東に着くが、南に進むといくら自分のペースでコツコツ進んでもたどり着けない。

「自分のペースでずっと続けているけど芽が出ない」という人は、取り組んでいることが「成果を出すために必要な用意」になっていないのだ。

それがわからない場合は人に相談するといい。この視点を持っていわゆるコンサル的なサービスを利用するのはおすすめできる。

「この人に聞けば、『自分のペースで望む成果を出す』ために、何を用意する必要があるかわかるだろうか?」

ただし「自分のペース」を批判する方が多いので、そこは伏せて質問してもいい。最低でも「成果を出すために必要な用意」を知ることができたなら、それを自分のペースに分解して落とし込み、コツコツ準備していく。


私の天職

最後はいきなり私の話になるが、そのような問いに適切に応えられる自分であり続けるためにも、縦軸は古典から最先端まで、横軸として世の中の様々あらゆる情報に、興味関心を持って接していたいと思っている。

単純にそれが好きということもあるが、同時に他者貢献になるこの仕事は私にとって天職と感じられていて、打ち合わせ(仕事)があった日の夜はたいていご機嫌だ。

✑136分

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