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考古検定勉強メモ2

勉強していて、気付いたこれまで勘違いしていたこと、おお!と思ったことを備忘録的にまとめます。考古学素人なんで、知ってる方からしたら、当たり前かもしれません。

◇土偶は壊すことを目的としていた説がある!
土偶は一方の足が破損しているものが多く、祭祀儀礼の際に壊し、厄災などを祓う目的が一般的と考えられているらしい。
しかもそれをアスファルトでつなげたものもあるというから驚きである。
どうも日本海側で天然のアスファルトが産出していたらしく、それを使っていたようである。縄文人すごいな・・・。

◇縄文時代の貝塚が一番多く発見されているのは千葉県!
縄文人が食べた貝殻を捨てたところ、いわゆる「貝塚」ですが、日本に約4000カ所確認されていて、うち2割近い744カ所の貝塚が千葉県にあるとか。
日本最大級の貝塚「加曽利貝塚」も千葉市にあるのだそうです。
この貝塚、貝殻だけでなく動物の骨や角、骨角器、埋葬された人骨、犬の骨などが見つかることもあるのだとか。
貝塚=単なるゴミ捨て場ではないようで・・・
再生の場なんでしょうかな・・。わかりませんけど。

◇諸磯式土器にイノシシ
縄文時代前期の諸磯式土器(神奈川県三浦市諸磯遺跡から出土した土器を標式として命名された土器)ではイノシシが多く表現されているらしい。
イノシシは鹿とともに重要な狩猟対象動物だったようでして。多産であるので大地の恵みの象徴としてもつけられたとか。
縄文時代は人の胃袋を支えたイノシシ。
いまでは中山間地で畑や田んぼを荒らしている。
う~む。なんとも。

縄文時代は面白いな。

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