ありがたい敵
「ありがたい敵」とは、私の言動に異議を唱えるものの、同時に私を人として無条件に受け入れてくれる人のことです。
『ハーバードの人生を変える授業/タルベンシャハー(成瀬まゆみ[訳])』
今日のテーマは「ありがたい敵」
確かに、無条件に受け入れられている関係のもとにあるならば、ありがたいに違いない。
さて、私の周りにそのような関係性の人物がいるのか?
友達かなー。意外と少ない。
私を無条件に受け入れてくれるもの。
それは、【宇宙のような神のような大いなるもの】なのかもしれない。
そう捉えた時に、自分に起きた事象すべてネガティブなことまでも、【宇宙のような神のような大いなるもの】からのメッセージになる。
例えば上司に、「あなたのやり方ではダメだ」と言われたとする。
上司は、私を無条件に受け入れてくれた上での異議を唱えてくれたわけではないかもしれない。すると、納得いかない自分がいる。
これを、上司の口を借りた【宇宙のような神のような大いなるもの】からのメッセージと捉えるならば、「何か考え直す機会を与えられた!」と思える。
きれいごとに聴こえるかもしれないけれども。
共感してくれる人も、意外といると思う。
この考えでいくと、私に起きるすべてのことは「ありがたい」事象になる。
昨日の敵は今日の友♪
私たちと対立するものは、私たちの精神を鍛え、能力を高めてくれる。対立するものは支援者である。
哲学者・政治家 エドマンド・バーク
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