リアルとオンラインを結ぶハイブリッドセミナー
前回は、「違いを学びに変えるファシリテーション」をお伝えしました。
https://note.com/torus2020/n/n0298706658ba
2020年の新型コロナ・ウイルスの感染拡大は、
多くのリアルイベントを中止を余儀なくしました。
リアルか、オンラインか、という二者択一ではなく、
両者を組み合わせてさらなる可能性を実現できないかというテーマは、
トオラスが早くから取り組んできたテーマです。
今回も、トオラス共同創設者・田原真人の2018年の文章をご紹介します。
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「リアルとオンラインを結ぶハイブリッドセミナー」
唯一の「正解」に収束させる学びから、
守破離をグルグル回して、違いから学び合っていく学びへと転換するには、
コミュニティや組織の構造を変える必要があります。
唯一の「正解」に収束させるためには、
外部と遮断することが必要でした。
一方で、違いから学びあうためには、
常に違いが生み出される必要があります。
違いをもたらす外部とのつながりが、
守破離をグルグル回すために必要な環境なのです。
それを無理なく実現することができるのが、
Zoomのようなオンラインコミュニケーションツールです。
Zoomの認知度は、急速に上がっていますが、
世の中では、まだ、
オンライン?スカイプ?
のような感覚が大多数です。
オンラインコミュニケーションに誘っても、
断られることも多いです。
ですので、最初は、リアルの会場に集まってもらい、
そこにオンラインから繋がっていくという設定にする必要が、
当分は続くのではないかと思います。
私たちは、ハイブリッドセミナーというやり方を、
様々なワークショップに導入しています。
これは、会場にスクリーンを設置し、
プロジェクターでZoomのギャラリービューを投影します。
画面に25人の顔が並ぶような感じになります。
そして、リアル会場とオンライン会場とが、
同じ場を共有しながら対話します。
一方的なネット配信との違いは、
リアル会場でグループ対話をしているときに、
オンライン会場でもグループ対話をすることです。
そして、お互いの気づきを共有し合います。
このようなやり方だと、
オンライン参加者は、参加した意味があったと感じられます。
オンライン対話の気づきをリアル会場に届けられるからです。
そして、リアル会場の参加者は、
オンライン参加者から、多様な視点を受け取ることができます。
単なるネット配信だと、オンライン参加者が疎外感を感じやすいですが、
ハイブリッドセミナーだと、全く違うのです。
リアル会場の良さと、
オンライン参加の良さの
いいとこどりをすることができるハイブリッドセミナーを、
あなたの活動に組み入れたらどうなるかを、
ぜひ、考えてみてください。
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いかがでしたか?
トオラスでは、
ハイブリッドセミナーのご提案やコンサルタントもさせていただいています。
また、ハイブリッドセミナーでは音声関連(ミキサーなどの設定や調整)に熟練が必要なので、ハイブリッドエンジニアの依頼も承っています。
ハイブリッドセミナーについて学べる動画講座もございますので、
詳しくは以下のページをご参照ください。
https://zoom-japan.net/service/movie/hybrid-seminar/
次回は、「イベントからプロセスへ」をお伝えします。
https://note.com/torus2020/n/n2eba4ffac970
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