子どもの「やりたい」と親の「やらせたくない」
今日は子育ての話。
娘は現在1歳5ヶ月。最近は言葉も覚えてきて、「あんぱんまん、あんぱんまん」と言いながら家の中をあっちこっちしている。
そんな彼女は力もついてきて、椅子や机によじ登ったり、おもちゃなどをわりといい勢いでびゅんと投げる。
さすがに椅子から落ちたら困るので捕まえて降ろすし、投げたものが人や大事なものに当たったら困るので叱る。
そして案の定、やりたいことを邪魔された娘は怒る。泣きわめく。
でも、考えてみれば、娘にとっては理不尽な話なのだ。
せっかく登ったのに無理矢理降ろされる。
柔らかいボールを投げたら褒められるのに、おもちゃを投げると怒られる。娘にとっては何が違うか分からないだろう。
その矛盾というか、ある意味大人側の一貫性が弱いことを感じていた私は、娘を強い態度で叱ることに躊躇っていた。
ただ、昨日はいよいよすごい勢いで投げており、妻も怒っているし、さすがにやばいと思ったので、少し強めに叱りました。
娘は非常に怒り、泣きわめき、さらにゴロゴロと転がっていました。しかし、ここでグッとくじけず「おもちゃを投げちゃダメだよ!」と、主張を続けました。
すると彼女は何を言われてるのか分かったのか、泣き止んで迷ったような表情をしたあと、納得したような顔をしました。
そして実際、おもちゃを渡すと、投げずに私たちの目の前でおもちゃ本来の遊び方をやってくれました。
これは決して私の怒り方が良かったという話ではなく、1歳5ヶ月の子どもに真摯な思いは通じるというひとつの事例だと感じたのでこうして記事にさせてもらいました。
子どもが泣いて、怒っていると、親としてはイライラもするし、可哀想だから子どもの言う通りにしてあげようという気持ちになりますよね。
でも、そんな気持ちをグッとこらえて勇気を出して向き合ってみると、子どもは答えてくれました。
私にとってはとても貴重で嬉しかった経験です。
ひとつの接し方として、子を持つ皆さんもやってみてください^-^
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