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サッカーと野球の監督の違いについて

サッカー日本代表は森保一監督、野球日本代表は稲葉篤紀監督。

両監督とも現役時代はいいプレイヤーとしてファンに愛された。

森保監督は現役を引退後、古巣のサンフレッチェ広島のコーチとなり、その後、JFA 公認S級コーチライセンスを取得し、日本代表監督に就任した。

稲葉監督は現役時代からプレイングマネージャーとなり、現役を引退後はチームと関わりながら、日本代表コーチを経て日本代表監督に就任した。

実は、2015年に巨人が高橋由伸監督就任、同年阪神が金本知憲監督就任を発表したときに思ったことなのだが、サッカーはプロの監督になるにはライセンスが必要なのに対し、野球はプロの監督になるにもライセンスは必要ないのか?ということだ。

思うに、Jリーグは国内リーグではあるが、FIFAという大きな組織の一部であり、監督になるにはライセンスが必要なのだということ。

対して、プロ野球の場合、はっきり言って国際的に大きな組織はない?

オリンピック、ワールドベースボールクラシック、アジアプロ野球チャンピオンシップと国際大会はあるが、個々の規約であり国際的な規約はないということではないか。

だから、プロ野球の監督なんて「客寄せパンダ」みたいなところもあり、人気選手を監督就任みたいなことになってしまう。

個人的には、巨人の原辰徳元監督、ヤクルトの古田敦也元監督、オリックスの田口壮二軍監督のようにライセンスはなくとも、最低限指導者としての力量のある方が監督として就任するのが望ましいのではないかと思う。


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