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好きなことに注ぐ情熱の影響力

とるえみです♪

都内を歩いていたら、熱帯魚ショップを見つけました♪

魚を見ると、実家が懐かしくなります。
私の父は釣りが趣味で、釣ってきた魚を飼います。
そのため、実家には、大量の水槽があります。
庭には手作りの池もあります。
家の外にも、水槽が飾ってあります。
水槽の中には、もちろん魚がいます。
なので実家に帰ると、魚に囲まれた生活になります。

去年、実家に帰省したときのことです。
父の趣味の影響力を知りました。
実家への帰省がかなり遅い時間になり、最寄駅からバスで実家に帰ることが多いのですが、その日はタクシーで向かうことに。

住宅街の名前を言って、あとは家の近くになったら、細かく説明をして、家の前まで到着します。
住宅街に入り、タクシーの運転手から、
「どの辺ですか?」と聞かれ、細かく説明しました。
目印として、「家の外に水槽があります。」と言ったときに、衝撃が。

「あー!あの水槽の家か!いろんな魚がいるよね。毎年、サケの放流にも行ってるよね?」

え???

確かに、父は毎年、サケの放流に行っています。
なぜそれを知っている??
とびっくりしました。

タクシーの運転手の方が続きます。
「いつも水槽に丁寧に魚の説明を書いてくれてるよね~。あの住宅街を通る時は、いつも見てるよ♪そろそろサケの卵を置いてくれる時期なんじゃない?」

あれ、私の家の水槽、タクシー界で有名なのか?笑
私は動揺しまくりです笑

実は、家の外に置いてある水槽には、父が丁寧に、魚についての説明書きを添えています。
サケの卵の孵化の時期には、外に置くときに「これはサケの卵です。もうすぐ孵化します。」などの説明を書いているんです。
サケの放流後には、放流証書を外の水槽の横に飾ります。

身内としては、ちょっと恥ずかしいのでやめて欲しいとずっと思っていました。
ところが、タクシーの運転手の方が楽しそうに話す姿をみて、父の趣味を楽しみにしてる人がいたことを初めて知りました。
確かに、タクシーの運転手だけでなく、道行く人も、よく水槽を見るらしいんです。

父が水槽に魚の説明書きを添えるようになったのは、道行く人に、「これはなんの魚なのか」と聞かれることが多かったから、説明書きをつけるようになったみたいです。
今では我が家の水槽は、道行く人の楽しみになっているそうです。

父の趣味に注ぐ情熱の影響力を知った日でした。

今度タクシーで実家に帰る時には、「水槽がある家です」と言って通じるか、試してみたいと思います笑

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