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【第三弾】JSTQB Foundation Level試験の勉強

こんにちは、高木徹です。
今回も、JSTQBについて勉強した内容をノートとして残したいと思います。

JSTQBについて

機能テスト

機能テストは機能が仕様通りに実装されているかを検証する。機能を表現したドキュメント(要求仕様書、ユースケース、機能仕様書など)が存在していれば、それに基いて行い、ない場合はテスト担当者が理解している事柄に基いてテストする。

プロセスフローモデル、状態遷移モデル、自然言語で記述した仕様などのソフトウェアモデルを用いることがあり、機能テストはソフトウェアの外部動作を検証するため、同値分割法や境界値分析、デシジョンテーブルテスト、状態遷移テストなどブラックボックステストに分類される、仕様ベースのテスト技法を使うことができる。

非機能テスト

コンポーネントやシステムで機能に関係しない特性を検証する。機能以外を対象とし、定量的に特定した項目を計測して数値化し、それを評価する。

パフォーマンスモデル、ユーザビリティモデル、セキュリティ脅威モデルなどを用いることができ、ブラックボックステストのテスト技法を使うことができる。非機能テストを実施する場合、ISO/IEC 9126の品質モデルを参照することができる。非機能テストには以下のようなテストがある。

・性能テスト
・ロードテスト
・ストレステスト
・ユーザビリティテスト
・相互運用性テスト
・保守性テスト
・信頼性テスト
・移植性テスト

構造テスト

構造をどの程度網羅したかで評価するテスト。ドキュメントの有無にかかわらずツールを用いてテストを行う。機能テストを行い構造をどの程度網羅したかを計測した後で、構造に対する網羅性を上げるために実施すると良い。

制御フローモデルやメニュー構造モデルなどを用いることができ、ホワイトボックステストに分類されるコードカバレッジ技法を使うことができる。

確認テスト

欠陥を修正した後に、この欠陥に起因する故障が再現しなくなったことを確認するためのテスト。

回帰テスト

テスト実施済みのソフトウェアを再度テストすることにより、変更によって作りこんだ欠陥を見つけ、修正によって引き起こされる別の欠陥を発見することが目的。

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