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「他人が機嫌が悪いのは自分のせい?」自分責めを手放す方法

こんにちは!
心理カウンセラーの篠原亨です。

今回も皆様から頂いたお悩みを基に
自分らしく人生を生きる為の思考法をお伝えしていきます!
今回頂いたお悩みはこちらになります↓

●お悩み


「私は誰かが不機嫌だったり、悪い物事が起きると自分が悪いんじゃないかと自分を責めてしまいます。この癖は治せるのでしょうか?」

罪悪感が強かったりすると様々のものを自分を罰する為の道具にしてしまう傾向がありますよね。

でもこれも思考の癖なので直すことは可能です。なんでも自分のせいにして自分を傷つけ続けていたら本当に苦しいですよね。

●なぜ自分のせいにしてしまうのか


なぜこういう思考になってしまうのかは人様々なんですが、例えば私たちが生まれた時っていうのはお父さんもお母さんもみんなとっても優しくしてくれますよね。

いつでも「かわいいね〜」とかよだれを垂らしても拭いてくれるし、夜泣きしても起きて相手をしてくれるし、ご飯は食べさせてくれるし

歩こうとして転んでも大丈夫?って優しく接してくれてましたよね

でもある程度の年になると、今までとっても優しかった親が鬼の様な形相で怒ったりする様になるんですよね。

すると今まで、自分のすべての事をやってくれていた完璧な親がそんな表情になるのは、子供の時の自分は自分が悪いからだとしか考えられないんです。

それは怒られるだけでなく、両親が不仲なのも、私のせい。親が苦しんでいるのも、私のせい。って

親にどんな事情があろうとも子供の時はそれを理解できていないので全部自分のせいにしてしまうんですね。

なので親の顔色を伺って生きてきました、という人とかは結構自責の癖は強いです。

そういった思考になってしまうのも親に愛されたい、親を笑顔にしたいという素敵な気持ちからなんですけどね。

つまりそう言った過去の経験から物事の捉え方、自分の中の方程式を今にも適応して

職場や友人関係などで本当は相手に事情があったり、他の要因が重なってできている物事に対しても、無条件に自分を責めてしまっているという事になります。

●改善するために


ここまで理解できたら後は簡単で、認知行動療法などで用いられるんですが
自分を責めてしまう出来事が起きた時に、

・その出来事
・自分が悪いと思う理由
を書き出してみて、

その根拠や理由に対して
・「それって本当?」
・「他に考えられる原因は?」
と自分の無意識な思考とは別な選択肢を考えてみる練習をしてみて欲しいです。

もちろん紙に書いてみるのもいいですし、自分を責めていると気づいた時に、「それって本当なの?」「実は違う原因はないかな?」と心の中で問いかけるのもありです。

自責が強い方は本当は自分が悪くないことも、すべて自分のせいにして苦しんでいるので

新たな選択肢を考えて思考を緩めてあげて、職場の隣の席の人が不機嫌だ、自分が何かしちゃったんだ、、と自分を責めるのではなく

実は奥さんと喧嘩して元気がないのかな、仕事の締め切りに追われてピリピリしてるのかな〜って

極端に自分が悪い!ではなくバランスの良い選択ができる様に意識していただければと思います。

●最後に

↓こちら動画でも解説してます↓


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