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【読んだ本】 財務3表一体理解法 / 國貞克則

どのようなことが学べる本か

財務3表の仕組みや繋がりを理解することで、会計の基礎が学べる

どのような人にオススメか

① 会計や財務諸表ってよく聞くけど、なんだかわからない人

② 財務諸表の基礎について勉強したが、細かいところはよくわからない人

③ Webサービスの開発やグロースに携わるディレクター・エンジニア・デザイナー

どのような内容か

① 財務諸表の基礎知識を解説。会計の全体像から、財務3表(損益計算書(PL)貸借対照表(BS)キャッシュフロー計算書(CS))がそれぞれどのような役割を果たしているかを解説。

② 財務3表の読み解き方 (どこに何が書いてあるか)も一からわかりやすく説明してくれる。

③ 財務3表を個別に勉強すると、それぞれの繋がりがわかりづらい。この課題を解決するオリジナルの「一体理解法」で、財務3表の繋がりをわかりやすく理解できる。

読んで思ったこと

① 会計の知識は、ビジネスにおいて必須だと思っている。特にWebサービス(=事業)の開発やグロースに携わる者(ディレクター・エンジニア・デザイナーも)が、会計の知識もなくWebサービスの方向性(=事業の方向性)を語ることはできない。
とくに、ここ数年でデザイナーやエンジニアの職域は広がっている。サービス全体の価値や体験、はたまたビジネスモデルや価格までを、総合的に企画・設計できることが良いというトレンドになってきていると思う。
なので、まずは会計は必ず押さえておくべき知識。

② その意味で行くと、財務3表の基礎知識はこの1冊で問題ない(分析については記載がないので、分析系の本を読む必要がある。)。ただ、会計や財務諸表について全く知識がない人は、いきなりこの本を読むと少し難しいので、同著者の以下の本がオススメ。物語形式で読みやすく、楽しく学べます。

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