見出し画像

世界で見ても珍しい日本のファッションDX企業「OMNIS - オムニス」について

こんにちは。トオルです。

すいません。今回は自画自賛です。

今回はぼくが代表をやってる会社の紹介です。あまり表に情報が出てないのでよく何やってるか分かんないって言われるのでここで紹介出来たらなと思います。別に隠している訳ではなく、単純に忙しくてPRとかしてなかっただけです。

元々はスタートアップ

2014年に設立して4年近くはコンシューマー向けのサービスをやってました。月額ファッションレンタルのSUSTINAというサービスで、循環型社会の実現を目指してやってました。今は割とこの辺りはSDGsなどが世界的に市民権を得ていますが、今振り返ると当時としては相当早かったなという感じです。

ファイナンスもちゃんとやってまして、エンジェルラウンドとVCはシード、プレアーリーと3回やってます。4回目のタイミングでVCでなくワールドというアパレルメーカーへ2018年3月に資本業務提携という形でグループ入りしています。VCだったベンチャーユナイテッドさん、大和企業投資さん、KVPさん、みずほキャピタルさんにはお世話になりました。

2018年からはDXスタジオ

ぼくは今のオムニスをスタートアップ・スタジオとかDX・スタジオとか色んな言い方をしてるんですが、最近はファッションDX企業とか言い始めてます。なので元々はコンシューマー向けだった会社がエンタープライズ向けのBtoBをやる様になってます。この辺りのBtoBシフトとかDXってどうなってるの的な話しは別の機会に出来たらなと思ってます。

このDXなんですが考え方としてはまずはグループ内で提供してその後外部へ提供していくみたいな感じです。なので表に情報が出ないのはまだ中でサービス展開している最中だからです。グループ内経済圏だけで数千億円あるので、ちょっとやれば普通に上場出来る規模になっちゃいます。逆にいうと中にしか目を向けて無いので外との接点が全然無いです。

作ってるサービス

結構色々やってます。ざっと紹介です。


SUSTINA - 月額ファッションレンタルサービス

名称未設定のデザイン


UNBUILT - スーツのカスタムサービス

名称未設定のデザイン (1)


adabat - ゴルフウェアのカスタムサービス(SaaS)

画像3


カスタムサービスOriginal Stitchのデジタルプロダクト(3DCG)

画像4



デジタルプロダクトとデジタルヒューマン(3DCG)

画像6


Assemble - 生産管理サービス(SaaS)

画像7


SNAP MEASURE - アイテムの自動採寸サービス(SaaS)

画像8


ワールドオンラインストア - パーソナルレコメンド(SaaS)

画像9

という感じでコンシューマー向けからSaaS、3DCGやAIを使ったソリューションなど基本的には総合ファッションテック企業みたいな感じです。他にもいくつかあったり、現在進行中のものもあるんですが、今動いているサービスでいうとこんな感じです。


何が珍しいか

世界的にもここまでDXを総合的にやれてる会社は少ないのかなと思っています。そもそもレガシー企業はM&Aした会社を自社の組織に組み込んでしまったり、事業として単独で進めたりしていて一つの会社としてDXという文脈でやれてる会社は世界的に見ても珍しいと思っています。

そういう意味では豊富な資金力とグループの経済圏を上手く使えてると思っています。おそらく多くのレガシー企業がこういうデジタル、テック領域に対してアグレッシブに挑戦している会社を自分達のグループに1社は欲しいと思うんじゃないでしょうか。海外だとウォルマートがこの辺を上手くやれてる印象です。


何でここまで多くやっているのか

何でこんなに色々手を広げたかったていうと、2018年の時にどこまでやるかって話しが出るんですが、絶対に無理して何十個も手がけた方がいいっていう話しをしたんです。

そういう資金力があったというのはもちろんありますが、最初から狭く行ったり、限界を作って保守的にやってしまうと自分達は何が出来て、何が出来ないかが分からないからです。仮にそれで問題が続出したとしても、何も問題が起きずに穏やかな会社を作る意味が無いと、元々スタートアップは自らの限界を自ら破り続ける必要があります。なので無理しています。常に無理をしているのでどんどん新しい問題が出ます。

そうしてこの2年半近くやって来ましたが、ぼくとしては結構この結果には納得していて、まあここまでよくやったな、というのがまずは正直なところです。

もちろん社内は色々あります。普通のスタートアップとは違う独特なシーンも生まれます。DXとなると相手は大企業になる訳なので、カルチャーギャップだったり、組織基盤の問題だったり、それこそ毎月の様に新しい問題が出て来ます。先日のノーコードエンジニアの募集の記事でも少し書いていますがやはり作る場面においては課題は沢山あって少しずつですが色んな施策を打ちながら前に進んでるのかなと思っています。


これからのオムニス

実際問題、色々やり過ぎて何でも出来ますという感じになってて、逆に特色が薄くなってしまったという新しい問題が出ています。なので今後はよりファッションDXの中でも核心的価値みたいな所に注力していき、今はちょっとこの記事のタイトルとかで言ってる事に対してまだまだだなって思ってる所が沢山あるのでまずは名実共に日本のファッションDXを牽引出来る様になれるといいのかなと思ってます。


という事で、エンタープライズ向けで結構大企業とか慣れてます、尚且つベンチャーっぽい所もいけます、みたいな中々いない人を募集中です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?