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黒い肌とか白い肌とか黄色い肌とか。

みなさま、いよいよ夏本番。
暑くなって参りましたがいかがお過ごしでしょうか?

さて、昨今なにやら某映画の主人公についてやら、ついこの前始まったアニメのキャラのCVについてやら、ポリコレ問題が注目を浴びているワケですが。

今回はこちらについて、ちょっと個人的考えと共に触れていこうかな〜と思います。

とは言いつつ、たまにTwitterのトレンドに入ってるのをチラ〜ッと見るだけなので、きちんと状況の把握はしていないので、あくまで上辺だけ触った上で綴っていくわけですが。
その辺は何卒ご容赦を。
今回は別にそれらの話題をガッツリ触れていこうというのではなく、それらが話題となったキーワードを元に書いていきます。

白人キャラを黒人が演じてはダメ?
黒人キャラは黒人が演じるべき?

今回はこちらに関して、私自身の考えをまとめていきます。
話題になってますよね、某有名アニメ映画が実写化!主人公を演じるのは黒人の方!?!?と……。
ぶっちゃけ私もちょっとビックリしました。
というのも、やはりあのアニメの印象が一番最初に出てくるのでね。

逆にチラ〜ッとニュースになってたのを見かけたので、最近始まったアニメのキャラに関して、黒人キャラなのだから黒人が声優を務めるべきだろー!みたいなのも……。
それに対して「いやそのキャラ日本人だし」みたいな声もあったり…。

みなさんは、この話題どうお考えでしょう?
やっぱり元のキャラクター設定は守られるべきでしょうか?それとも昨今の情勢などを考えても、多種多様な人種が演じるべきでしょうか。

私個人は、こうしたちょっとした騒動を見ながらこう思っています……。

ぶっちゃけ、なんでもええ。

はい、なんでもいいです。

なんでもいいと言うと語弊が生まれそうなので、もう少し加筆すると

どのような人が、どのようなキャラクターを演じようと本質的にはあまり関係がない。

と考えております。

もちろん、最初にアニメ版があり、その後実写化した際に、最初にあったものが人々の印象に強くあるため違和感があるというのは紛れもない事実。
その他にも、その時代や舞台となった地域の歴史的背景など「あれ?それちょっとおかしいんじゃないの…?」と違和感を感じてしまうのは当然のことです。

それはそれとして。( ˘ω˘)

じゃあ演じる人の人種も考えて、そのあたり完璧に采配しなきゃいけないの?と。
私個人としては、正直そのあたりあまり気にしなくてもいいのでは…?と思っています。

確かに、見る側はある程度気になったりはするかもしれませんが。

シンプルな話、元のアニメがこうだから、このキャラクターの肌がこの色だからで判断するのは、ある種のステレオタイプなのではないかなと思います。

演じる御本人が、自身のルーツと物語の舞台や歴史をふまえた上で考え発信するのであれば分かりますが。

そうではない外野の人間が、あれこれと考え発信した時に、果たしてそこにバイアスがかかっていないと言えるでしょうか…?
「主人公を演じる方が黒人だから、背景を考えるとちょっと……。」
では、演じているその本人は?その本人の感情や考えは?

確かに、なんでもかんでも肌の黒い人、肌の黄色い人、肌の白い人と、肌の色で人を採用する必要はありません。

でも、逆に採用された人の肌の色であれこれ言う必要性も、ぶっちゃけ無いと思うんです。

白人のキャラクターを黒人が演じたらダメ?
黒人のキャラクターは黒人が演じないとダメ?

見る側が違和感があり、どうなんだろ?と考えてしまうことは認めます。
ですが、演じる上で肌の色なんて考えなくても、どんな人でも演じることはできるのです。
そこで繋がるのが、どんな背景であろうとも、演じる人も見る人も問題提起し考える上で本質的肌の色なんて関係がないのです。

大事なのは、自分自身が、その人自身が、それを見てどう感じ、どう思ったか。

最近では、目の見えない役は本当に目の見えない人がやるべきとか、ジェンダーについての作品ではその当事者を起用すべきだとか。
確かにその方が説得力は増すかと思いますが、実際にメッセージを込めて作品にして世に出すのに、その人が当事者か当事者じゃないかどうかは、それを考える上でそんなに関係がありません。

当事者のリアルを求めるのはもちろん素晴らしいことですが。(当事者にしか分からない、伝えられないものもありますからね)

ただ、やれ肌の色だ、やれ実際の当事者だ、だのと、

昨今はそこに拘りすぎている

と感じています。

作品にメッセージを込め、世に出すのにも、
それを見て、何かを感じ考えるのにも、
そこに必要なのは演じる人の肌の色や本当にその人が当事者なのかという事なのでしょうか?

なぜ今、多様な人種やセクシュアリティ、身体的ハンデを持ったの人たちが作品に起用されるようになったのか。

その本来の意味が、段々とズレていってしまっているような気がします。


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