Vol.2-#20 進路ってナニ?
高校の3年間はスーパーでレジ打ちのバイトをしながら、地下アイドルの追っかけをしていた。
バイトで貯めたお金で名古屋や東京まで遠征し、友達の家を渡り歩き、家には帰らない日々だった。
バイトと追っかけ、友達(又は彼氏)の家。
流浪の民・ジャミ子の高校生活は主にこの3つで構成されていた。
そうこうしている間に高校3年生。
先生……、進路って何ですか?
母親はジャミ子の人生に介入してこない。
将来について一緒に考えてくれる親もおらず、進学校ではないため周りの進学に対するモチベーションも低い。
そんな中いきなり突き付けられる進路。
人生経験の乏しい18歳の小娘が独りで、この先の道をどうやって決めたらいいんでしょう?
当然進学するお金はない。
借金をしてまで進学して、将来やりたい事がある訳でもない。
以上の事からジャミ子の選択肢は就職一本に絞られた。
いつも消去法で何かを選択している気がする。。
だが迷わず行けよ、行けば分かるさ!
そんな訳で高校卒業後、ジャミ子はゴルフ場に就職した。
心配ないさーー!
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