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#95/テンションに慣れるにはジャズを聴きまくったほうがいいですか?

こんにちは。

ベース講師の星野徹です。

今日は、

テンションに慣れるには
ジャズを聴きまくった
ほうがいいですか?


というご質問をいただいたので、
お答えする形の
コラムとなります。

テンション…ってよく聞きますよね。
難しそうですが、

ちょっとづつ色々と
紐解きながら解説します。



ジャズを聴いて「テンション」がわかるか




そもそもジャズといってもいろいろな
ジャズがあるので、やみくもに
聴きまくっても、なにがテンションか
わからないと思います。

たとえば、「ジャズやるならこのアーティスト」
のひとりに、MILES DAVISというトランペッターの
方がいるのですが、

すごくたくさんアルバムを
リリースされているんだけど、

例えば代表的なアルバム

・BAG`S GROOVE
・PORGY AND BESS
・BITCHES BREW

は、表現されている
世界観がぜんぜん違います。

どれもとても魅力的な作品ではありますが、
聴きながら、「なにがテンションかな?」
って探ってもわかんないと思います。


それで、「テンションに慣れる」
という作業自体、僕はちゃんと取り組んだ
ことがないんです。

ただ、よくやっているのは、
「テンションノートを感じる」です。

これは、今もやってます。




テンションノートを感じる




すごく漠然というと、
「テンションノート」というのは
コードの2度と4度と6度の音で、
おなじみの、ルート、3度、5度など、
”コードトーンじゃない音”です。

Cのコードだったら、D、F、Aの音です。

コードトーンじゃない分、コードを
構成する感じが薄く、そのぶん
響きに浮遊感がでたり、マニアックな
響きになったりすることも多いです。




こうした視点で1曲聴いてみましょう。

Stella by Starlightという曲を
ご紹介します。

この曲は、1小節目がEm7(♭5)という
コードではじまるのですが、その
コード上で、4度であるA音を弾いています。

すごく透明感、浮遊感ある響きに
なってます。

0:02〜



ここでテンションノートを弾いているのは
トランペッターの方なので、ベーシストが
テンションノートを弾いている
わけではないのですが、

こうした響きの特性に耳を傾けてあげると
アンサンブルがおもしろくなるし、

やみくもにジャズを聴くよりも
テンションへの理解は深まると思います。


ということで、今日は

テンションに慣れるには
ジャズを聴きまくったほうがいいですか?

というご質問に対しての
見解をお伝えさせていただきました。

本日も最後まで
お読みいただきありがとうございます!


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