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【オリーブオイルへの想い④】私たちは食べたもので出来ている

こんばんは!イタリアで農家をしているYurieです!

ついに、クラファンへのチャレンジも終わりが近づいてきました。残りあと2.5日!100名以上の方から応援をいただき、現在目標の60%をご支援いただいています!

今日は私が信じる「私たちは食べたものでできている、We are what we eat」ということについてお話しします。

当たり前なこと

そりゃ、私たちは食べたものでできている、ってそのままじゃね?、って思われる人も多いと思います。はっきり言って、私がお伝えすることじゃないほど、当たり前のことだと思うのです。

でも、果たして何人の人が、例えば私をフォローしてくれている方のうち、何人の方が、今買い物にスーパーに行ったら、この野菜はどの街のどの農家がどのように生産してるのかな?と考えるのでしょうか?今手に取ったカップラーメン。商品ラベルは見ていますか?今手に取ったバナナ。農薬量はどの程度でしょう?買い物が終わったから、ちょっとスタバで休憩しよう。あーでも高いから、コンビニの果汁15%のジュースでいいや。ついでに肉まんも美味しそーだなぁぁ。手が寒いし、買っちゃおう!今日の夕食は、作るのめんどーだから、外食しちゃおっかなー。

私たちは、意外と何も考えずに口にものを運び、それを美味しい、まずいと感じ、体が頑張って消化を助けてくれます。

もちろん、毎日こんなことを考えていたら、ストレス溜まりまくりで全然健康では入れないと思います笑。一時期、化学製品敏感症が発生した当時、私もとても敏感になってしまい、「これも食べれない、あれも食べれない」という連鎖で、ストレスが溜まりまくり、逆に症状をさらに悪化させてしまったことがあります。

だから別に全てに警戒することはありません。コンビニが悪いわけでもスーパーが悪いわけでもありません。でも、よく考えてみてください。朝起きて夜寝るまで。あなたはいつも何を食べていますか?

当たり前のことだから、毎日繰り返し行うことだからこそ、全く気にしていない人が多いと思うのです。

これは別に日本がとても便利な国だから、というわけではなくて、農家の多い、地中海ダイエットのお手本でもある南イタリアでも同じことがいえます。そもそも、毎日毎日パスタ食べてるんですよ笑 でも安いパスタばかりで、誰も小麦粉がどこから来たのかなんて考えてもいないのです。パスタ食べない日は、結局小麦粉を使った炭水化物食べてるし。オリーブオイルだって、イタリア産は高いから、みんなスペイン産の安いものを買っているのです。だからどの国でも同じなのです。

食べ物については、多くの人が無頓着。そういえば高校時代、ダイエットをしていた友達がいて、ランチにキャベツだけ食べている子がいました。すでにすんごく細い子で。155cmぐらいの身長で40kg切ってたぐらいかな。でも彼氏に太いって言われたから、キャベツダイエットするんだって頑張ってて。思っていた通り、いきなり倒れて救急車でした。キャベツだけ食べて、どうやって体が頑張るんだって。朝ごはん抜きの、ランチはキャベツと塩だけ。夕食は水。死ぬわ!w(この後この彼と別れて、とっても元気になりました!)

食べること、そしてヨガでとても大切な呼吸すること。それは生きることにとって何よりも大切な要素です。

毎日自炊するのは難しいと思います。私も経験してきたからわかるのです。毎日外食の日が何ヶ月も続いた時があります。だから、体調を壊した。今、ほぼ毎日料理するようになって(もちろんできない日もたくさんありますがw)、出来るだけ家庭菜園のオーガニック野菜を使うようになったら、イタリアに移住してから5年間、体重が一度も変わらず(というか減ってく)、ひどい風邪も引かず、大病もなく、花粉症以外の薬は飲まず生活してこれました。東南アジアではよく風邪を引いて拗らせていた彼も、イタリアに戻ってきてからは、悪化することなく元気です。

自分の身を持って体験した、「私たちは食べたものでできている」ということ。毎日ではなくて、できる限りでいいのです。少しでも体に優しいものを取り入れてあげてください。商品ラベルをさっと見てみる、というだけでもいいし、果汁15%のジュースじゃなくて、100%のを買うというのでもいいのです。100均のオリーブオイルじゃなくて、少し高いけれど高品質のものを少しづつ体に取り入れてあげる。

毎日のルーティーンを少しだけ変えてあげる。それが初めの一歩だと思います。

読んでいただきありがとうございました!



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