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ひとまず「トンチキするにもそれなりに歴史はありますの」、か。『関ジャム』来週は全く以て、なのでヒャダイン&岡崎体育ほぼプレゼンツな回のサブテキストをある程度網羅出来るような記事とガイダンスなぞ作成してみる。

今回御時世もあってかジャニ曲抜きの構成だったので、
パネラーの世代と個性が出た選曲ではあったけど。

まあ略すとなおダサいベボベ言うなら単純に小出祐介でええ
やろ、とは思いましたが。「愛はオシャレじゃない」は
名曲なんだし。

ではぼちぼち。


まあなんとか「本歌取り」をしたから今もユースフルに
使える、って怪我の功名か。

まあまず本歌取りをするならこっちか。『DA・YO・NE』とそのフォロワープロデュースにまつわる話を現在視点から眺めつつ、いろいろとシテになって拾いこんでみる。|torov

まあ吉本のサバンナ高橋がいたので「SO.YA.NA.」は上手く
拾えていたけど、日本語ラップ全史に囚われる余りにスターボーと同じ過ちを「関ジャム」は踏んでしまったのかもしれない。



 全国セールスの広がりが感じられたあたりで地元のキャラ
持ってる連中を使いこなせたからこその話もあろうに、
そこを分けすぎたが故につけこまれた地獄の踏み台があったんで、
「ポンキッキーズの情操教育」を除いては、日本語ラップの浸透が
著しく遅れた、と観るのが正鵠なあたり。

だからジャイアンかスバ兄になって、「ヒプノシスマイク」が出て、
そのサブファイヤーもエンジン点火されてCreepy Nutsがより売れて、
「パリピ孔明」がアニメ化して赤兎馬カンフーがスバ兄こと木村昴の
持ち役になって、更にそれがドラマ化まで行くのがやっと今年2023年に
なる、ってくらいの紆余曲折はあるわけで。


で、ヒリヒリしてた時代の吉本もKOJI2000とか小室哲哉招聘
とかで音楽事業に本格参戦して、「吉本新喜劇の入れ替え」
が安定してきた頃にそこを主戦場にしていた藤井隆が本流を
行くことになるから、藤井隆「ナンダカンダ」になると。
GAKU-MCも含めて『DA・YO・NE』とそのフォロワープロデュースの
史実的位置付け、としてはそれでいいかと。

 ただそこからキャラビジネスに手を染めた藤井隆の
生まれ出ずる「キャラの悩み」は最近オードリー若林に剥がされる
まで続いたのだっけ。

それが「マシュー・ザ・テレビショー」と「マシュー、というキャラを帯びることで、女性歌手に対するイザコザを避ける為の「距離を置く」を長らく続けていた問題」、ね。

 まあコッポラの娘が撮った映画「ロスト・イン・トランスレーション」(ま、マシューが番組ごとこの映画に出てるのと、花園神社が出て来るのをはじめ日本の聖地巡礼的なシーンが随所に描かれるのと、はっぴいえんどの「風をあつめて」がテーマソングに選ばれて「日本語ロック論争」の完全勝利に繋がっていくのと、主人公がサントリーっぽいウイスキーのCMに出ることから始めるのを抑えておくと、まあ面白い話が展開できる映画)にマシューで出てるんですが。


あと折角馬渡松子出したのにリサーチと分析力が弱いのは
余りにも歯痒くて。
(ま、「笑っていいとも」や「ひょうきん族」の神父も
やってた横沢彪が社長やってたメディアレモラスがヴァージンに
回帰したりして短命だったのと、ごく初期のドリカムにおける
コーラスや編成に馬渡松子が関わってた事実がとかく知られて
いない「二重のハイド」はあるんたけど)

ドリカムのSTILLから辿っていく馬渡松子で三曲。|torov

最近一時復帰して改名して更にの形跡は大体ここに纏まって
いるかと。
 時代を経てもなお「ナイスアンバランス」は名曲。



井桁が全然入ってこない、と評していた「ラーメン大好き小池さん」の
変遷はこっちに書いた通り。

やはりまず「ラーメン大好き小泉さん」史を貫いておくことが先決
であるようだ。~アニメ版とこぶしファクトリーを語るならその後だ。
|torov

テロップに出てた「小池さん」のキャラの説明だけならそれで
いいけど、顔のモデルと名前のモデルが別で、名前のモデルはよく
顔のモデルの鈴木伸一(もしくは風田 朗。スタジオゼロの中心人物で、
「まんが道」トキワ荘編の重要キャラクターの一人)かよく転がり込んで
いたから「小池一夫」の小池から取って「小池さん」
(だから「小池一夫」の家を模した表札から映る、ってネタでもあった)、って説明もここに凝縮してるかな。


まあ続けられるものならまだイケそうですけど、このあたりにしておきましょうか。ひとまず「トンチキするにもそれなりに歴史はありますの」、と
題してガイドラインなりもしくはそれに類する補助的なプレイリストを
作成してみました。

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