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「子供が寝たあとで」主題歌槇原敬之の「もう恋なんてしない」を聞きながら、「歯医者に行ってきます」文学を少しリライトしてみる。

ってことで観る方の用事は済ませて、二時間ほどぽっかり時間は
空けられた。ならばここはお得意の「歯医者に行ってきます」文学
でも炸裂させようかと。

 昔これが主題歌だったドラマがあり、結構その設定に口癖を
引っ張られている向きはあるのですが。といふことで、今日のテーマ
ソングは「子供が寝たあとで」主題歌槇原敬之の「もう恋なんてしない」。

まあ歌詞のシノプシスはほぼ本間昭光の実話である日家に戻ったら
彼女だけがさっぱりいなくなって引っ越ししてて残された、って
エピソードを槇原に語ったら詞と曲が出来てた、ってエピソード
でも(いきものがかりの水野良樹とかがいいふらしているから)
有名ですが、こちらのドラマで言うと。

昔性格が加藤浩次で容姿がハマの番長三浦、って感じの三浦洋一
って早世した役者がいたわけですが、その役柄が奥さんに逃げられて
家の書き置き(ボード)に「区役所へ行ってきます」と残された
まま家から出て行っていない、って設定だったと。
(世間的には柴田恭兵や風間トオルが出てたドラマで、保母さん
(当時)を山口智子がエキセントリックにやってるドラマだったの
ですが)

まあそれが巡り巡って「区役所へ行ってきます」的なクリシェ
(言い回しの定番ネタ)で、歯医者通い、が長かった私は随所で
「歯医者に行ってきます」でオトす文章を各所で書き散らして来た
もので。それを総称して「歯医者に行ってきます」文学、って
呼びならわしているわけですけど。

 ではいくつか「歯医者に行ってきます」文学の用例集は引き出して
来たのでそこからなんぼかリライトしてみる。

 まあそれまで行ってた歯医者を替えてから約20年になるのかと
多少愕然としつつ、「萌え」といふ「言葉の革命」の変遷もついでに
語るとか(2013年の10月)、仮歯が合わずにのたうち回って
呻吟する(2016年のこれまた10月)とかいろいろやらかしては来まし
たが、森川智之(アーツビジョンの初期に活躍し、アクセルワンを
創設したイケメンラスボスの声優の一人)が師事してた人の追悼文を
書いてたこともありましたが、まあそこは何故かそこから脚本家に
転向した福田靖も師事してた、なんて記述もあったんですけど、
まあそれは後日組み合わせるパーツくらいにしようかと置いておきつつ。

 でも、実は詰めてた銀歯が取れたので、またぞろ
歯医者に行かねばならぬうちのアイドリングな時間でもあったり。

実は私のフェイバリット高野文子本は筑摩文庫版の『るきさん』なのですが
(地下鉄とかで少しづつ読むのが好み)、看護士出身の寡作作家、といふ
こともあって優しい表現力に満ちている感じがいいですよね。
 朝日新聞夕刊の連載は確か「ねたあとに」、でしたか。あれもまた
あれでいい味わいを発揮しているようですが。それと『ラッキー嬢ちゃん』
以降に強い影響を受けていた『フイチンさん』の上田トシコさんが亡くなら
れたことに合掌。

といふようなところで上手くレスを返せましたでしょうか。
ではぼちぼち歯医者に行って来ます。

(2008.04)

看護師でもある寡作の漫画家といえば高野文子さんで、やはり
一冊挙げるのであればBSマンガ夜話でも取り上げられた『るきさん』
になるのですが。

この人の描く視点はどこか達観されてて、そこが生来の看護師的な
視点を携えているからなのかな、といふ感じは非常に如実に
受けるものなんですが。
 2008年なので、こないだドラマで偉人伝みたいな番組(ヒロイン
誕生!だっけ)で畑芽育が演じた上田トシコがちょうど亡くなる頃
でもあったのでしたっけ。


 まあ今回はそんなアリネタで一つ。
 投下したらそろそろ歯医者のお時間なのでぼちぼち、って
ところですけど歯医者に行って来ます。torovでした。

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