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「さくら」と「花火」、「SAKURA」と「HANABI」~capsuleといきものがかり~

どうやらcapsuleがつべやサブスクなんぞに
過去曲の提供サービスを解放した、なんて
あたりを朧げに聞いた感じもするので、今回は
このあたりをテーマに。

といふことで得体の知れない「一姫二太郎」で
いきもの「がたり」とミスリードを多発していた頃の
いきものがかりはなかなか好きになれませんでした。

その最大の理由は、1曲目が「SAKURA」で2曲目が
「HANABI」だったこと。

それ以前の段階で私は1曲目が「さくら」、2曲目が
「花火」で、(確かに後に売れたけど)全然チャート
にも引っかからない、CDショップやレンタルの安売り
でしか観たことのないcapsuleが好きだった、といふのが
忸怩(じくじ)としてあったわけです。
(いきものがかりの知名度は一気にグンと伸びて行った
イメージが強かったしね)

https://m.youtube.com/watch?v=SSiK_36alWs

https://m.youtube.com/watch?v=8GoYra3JRAc

カップリングでもいい曲があって、これはよくミニ
コンポに付いてたMDでよく聴いていたんだよな。

「桜」のカップリングで3曲目の「恋をしました」とか。

「Music Controller」のカップリングにあった、ちょっと
『おジャ魔女ナ・イ・ショ』2話のNYで製作してたエピソードすら
思い出すような「ブラウニー」とか。

http://fanmami.sakura.ne.jp/naisyo/2/ojamajo-naisyo-2.html

一番聴いてリピートしまくっていたのは「まち惚け」かな。
このテの寂寥感も感じる曲が好みでよく聴いてました。

capsuleはこしこ(ボーカルこじまとしこ)の心地良い
音色と歌詞が聴き取りやすいちゃんとはっきりした滑舌の
良さがベースにあって、どんどん存在感が増していった
中田ヤスタカの仕事力と「こういうのがいいんだよ」に
ハマって没入していくところがなんといっても初期楽曲の
魅力だった。

 ようやく一通りの顔見世が終わり、インディーズや
最初のライブから歌ってきた「花は桜 君は美し」を
リリースしたあたりからのシングルカット3曲が出て来て
ようやくいきものがかりを好きにはなれた、って印象が
個人的にはあるのですが(その経過段階での例外は
『おお振り』楽曲として認知してたOP2「青春ライン」)。


やはり吸引力が高い(インディーズ時代は多少歌詞が
異なるんだっけ)「花は桜 君は美し」。

https://m.youtube.com/watch?v=vi_1bju91ZE

https://m.youtube.com/watch?v=dW1HxMxDgFg

『NARUTO』楽曲でようやくエイジングが出来てきたな、
と思わせたのはやはり「ブルーバード」と「帰りたく
なったよ」になるのかな。

都内にいた時期にテツだった一面の萌芽はあったん
だけど(だからどんなに『シンカリオン』に出て来ても
交通博物館は万世橋の記憶しかないんだけど)、
西武沿線の端っこにいた、といふ引け目から音楽に
関しても小田急や京王線の雰囲気を感じる音楽が
すごく「遠い」ので、そのあたりもいきものがかりを
エイジングして聴けるようになるまでは時間がかかった
のかなと。

因みに東急線沿線の音楽、ってのが好きですね。
ゆずも一応そのラインにいるのだけど、ミニライブで
「目黒川」って曲をKAB.と奥井亜紀の双方から
聴けた時はなんだか感慨深かったな。

https://m.youtube.com/watch?v=ZSulRng-3Wg

といふあたりで(これ以上はテーマがブレそうなので)
「桜」と「花火」、「SAKURA」と「HANABI」、でした。


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