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ひとまずこれは現地行かないと撮れないシロモノなんだし。Zカップから語り始める地酒「石鎚」篇。~「愛媛・酒とお菓子紀行」シリーズその2。

といふことでしばし空きましたがようやくこのシリーズ
2回目になります。1回目は約1ヶ月前に「労研饅頭」を
採り上げました。

で、とっかかりは讃岐で一時断酒してたので(むろん
それは「うどん県でうどんを喰うため」)、禁酒を解禁した
大街道に着いてから晩に丸水で「宇和島鯛めし」食べるまでの
アイドリングを過ごしたところの話でもかつて書いていたっけ、
と探したけれどなかったので、当時の出納帳を兼ねた日記部分を
掘り起こしてみる。

ま、なので看板としては宿に戻って撮った「石鎚」の
Zカップ。旅から戻ってから開けて呑みましたが、普段使いの
カップとしても使い勝手があって重宝してる。
(一応環状線廻った時に見つけたフジグラン松山店で購入した
ものだった模様、当時の価格は235円)

いよてつの「ALL IYOTETSU 2Day Pass」はJR松山駅で即日
購入。かけはしでじゃこ天うどんのじゃこカツトッピングを
食べた後に荷物抱えたまま上り下りするあのあたりは「二度は
ゴメンだ」と思いながら駆け抜けましたが、小銭をじゃらじゃら
させることもなくスマートに路面電車に乗れたのは良かった。
(小競り合いするかのように基本的な間違いをかますことも
なかったですし、JR松山駅といよてつの松山市駅を間違える
とかのね)

B1に出店していて翌日開かないのが画定してた「労研饅頭」や
当時屋上にあったEFP(愛媛フットサルパーク)でダベる
ことも出来たし、当時の(まだフロア大改装&リニューアル
する前の)松山三越は堪能出来ていたような。
 意外に松山市駅から大街道までの徒歩の道すがらには本屋が
結構あったので、物色もしつつ(結局この日買ったのは
ジュンク堂でまだ生きてて本も出てたみなもと太郎の
「風雲児たち 幕末編(30)」のみ購入)目的の一つだった
地元の漫画家もぐらの本でも買おうと思ってたけどそちらは
断念。本はいっぱい売ってたけどサイン本もなかったので。
(翌日は宿の近くにあった明屋書店(はるやしょてん)で
少し地元松山でならではの本を2冊ほど購入)

https://ameblo.jp/akaruihito3/entry-12733832382.html

http://mogura45.sakura.ne.jp/o/sikoku/top.htm

ここで一度宿に戻り出費の計算を済ませてから第2スティントに
移行。「ALL IYOTETSU 2Day Pass」の威力を発揮させて環状線も
十分に堪能。ダイヤモンドクロスも堪能したけど、上一万近くの
名物スーパーが改修中だったので、買い物は宮田町駅から少し
歩いたフジグラン松山店に。
 いよてつの環状線では少し「ブラタモリ」でもやってましたが、
すっごくスペクタクルでした。で、アイドリングの場所に選んだ
のは宿から歩いて行ける「愛媛・松山観光ガイド」にも載っていた
「蔵元屋」(少しだけ大街道から勝山町方向に徒歩で5分ほど
歩いたくらい)。

いわゆる愛媛県内の蔵元アンテナショップ。大体150ほどの
銘柄が揃っていて、ここでセレクトした酒をサッサと配送して
貰うのが第一の目的。もう一つが、昼から呑めるスペース完備で
試飲もおつまみもかなり揃っていた(当時)。太田和彦さんも
以前番組で寄られていたお店でひとまず禁酒を解いたわけで。

で、テイスティングして3種の酒、として後にも撮った写真が
なかったけど、空き瓶と箱が残ってたので、購入した3種は
「石鎚」以外に「賀儀屋」と宇和島の地酒「大番」であることが
判明。この「賀儀屋」と「大番」に関してがまあ「愛媛・酒と
お菓子紀行」の酒パートで続いて行くところかな、と。

まあいつも渇水に関してかまびすしいのは瀬戸内全般に言える
ことですが、こと松山と「石鎚」のある伊予西条では全く事情が
違う。それは隣の「フジグラン」が開いているのを一度も見た
ことがない、って旅をしてた頃の伊予西条で経験したことですが。

 ともあれ「うちぬき」と呼ばれる石鎚山の伏流水に恵まれた
伊予西条の「石鎚」はすっきりかつ水自体に旨味のある酒呑みには
応えられない何と合わせてもうまくいく魔法の一杯。

矢鱈とはしゃいでおだつ感じの中田ヒデが見られた前園真聖との
自転車旅でも「石鎚」に寄られていましたが(まあ探したけど
発見出来ずに再見は出来ませんでしたが、ゾノが酒呑めないしく
じりの罪科持ちであるので、テイスティングと蔵見学だけで話題を
すぐに伊予西条の黒茶に転換させてましたが)、研究熱心ですし
何処の酒米を使ってもクオリティの高い酒を仕上げてくる高い
アベレージが叩き出せる蔵元だなあ、といふ印象があります。

いつもは緑ラベルが多いとは思ってたのですが、蔵元屋から
配送して自宅に送った酒は岡山原産の酒米備前雄町を使った
結構マニアックで、現地で知らないと買えない酒をセレクトした
ような。

「愛媛・酒とお菓子紀行」シリーズその2は「石鎚」篇でした。
3回目はお菓子パートに戻って「しょうゆ餅」にとりかかる、
って塩梅になるかと。

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