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『ガルパン』ですぐにかつてのサンクスを思い出せるように、アクタスは『ガルパン』が続いてることもあって名跡が消えてはいないんだな、を反芻するためのリライト記事をここでは書いてみる。まあ多分にガルパン本三部作の掉尾でもあった新書サイズの『ガルパンの秘密』感想文を含む。

まあ今回はあまりまくらも取らずに(作業の割にはミックスダウンも
必要で、手間だけはいつもより余計にかかっております、なんだけどさ)
本題に行きます。

ひとまず以前あって消滅した掲示板の数少ない特長は、
系列図を広めにとってもちゃんと表示されてたことですかね。
こんな感じで。


旧葦プロ関連とジーベックの行く末関連の系列図

なもので、アクタスは完全にバンナムの養分に還元したの
だろうと思ったのですが、『ガルパン』ですぐにかつての
サンクスを思い出せるように、アクタスは『ガルパン』が
続いてることもあって名跡が消えてはいないんだな、
ってことを思い出させてくれた記事がこちらで。

あんこうチーム、陥落|映画『ガールズ&パンツァー 最終章』
第4話 |かおり

でそちらのコメントに、

 まあちょっとその話、記事にしてみますけど。
(ガルパン本も近くに転がってたし)

と書いた手前、予定してた作業をキャンセルしてこちらの
記事に注力してみた、といった次第。

まあこの本はちゃんといつも傍らにあった。

9784331252888

https://www.amiami.jp/top/detail/detail?gcode=MED-BOOK-000736

白土屋のみつだんご


買って読んだときの記述はこうある。

(あ、ガルパン本三部作の掉尾『ガルパンの秘密』買って
すぐ読んでしまいました。
 実に濃厚な、でも絶妙に距離感の取れた珠玉のインタビュー集でした。『ガルパン』のインタビューをほぼ皆無な形で受けていない水島努監督のインタビューが数少ない取材の再構成だったのはチト残念でした。
 が、渕上舞の貴重なインタビューをはじめ、会社の浮沈がかかっていたアクタス二代目社長のインタビューなど観どころ満載であっ、といふ間に読んでしまいました。必見)。

あさりちゃん100巻、ああっ女神さまっ48巻、神のみ26巻で完結かあ。(2014.03)

で、原典から引いてみると。

僕はアニメもろくに観たことがないのに、求人雑誌で
見かけたアクタスに入社して制作進行として働き始めたのです。
でも、あるスタッフから「お前向いてないよ」と
言われるなど、実際自分でも正直なところ向いていない
かも、と思いながら働いていました。それがある作品で
急にプロデューサーになれと言われたのです。経験も知識も、
プロデューサーとしての覚悟すらなく、当然ですが大失敗を
しました。

アクタス社長・AP 丸山俊平
「110年間の積み重ねで“背水の陣”」
ガルパン取材班(いわゆる藤津亮太ら)『ガルパンの秘密』
(廣済堂出版,2014.03)p43-44


ほしいも(缶バッジ付)300円


まあ適度にこの十年近くの大洗近辺の画像を散らしてみますが、
大洗はトキオ方面から北海道に戻ってきてから一度も訪れたことの
ない憧れの地扱いを撮られた写真で「代償効果」に変換しているの
で、貼られた写真が無断使用で、とかいう無粋は基本受けません
(報酬は払えない無償ボランティアなので、指摘されて責務を受けた
場合は払いようもないので下げることしか出来ません。悪しからず)。


おかえりなさい大洗

2年近くチャンスがほしくてもがいている中、湯川(淳)さん
からやってもいいよ、というお話をいただいて、頑張ろうと
思ったのです。そして「背水の陣」を決意したのは、戦車に
題材が決まった時だったと思います。アニメファンが興味を
持つようには見えず、ガチでやるには見合わない題材。万に
一つの勝ち目があったら御の字。
(中略)
どうせ最後なら、考えていたこと、できることは可能な限り
誠実に、そして徹底的にやろうと決めました。

アクタス社長・AP 丸山俊平
「110年間の積み重ねで“背水の陣”」
ガルパン取材班(いわゆる藤津亮太ら)『ガルパンの秘密』
(廣済堂出版,2014.03)p44

といふ感じでやはり「ガルパンはいいぞ」くらいの表現に
留めるくらいがしっくり来るのです。

そんな一種の備忘録でした。
(まあ以前スワッチ日記にみつけていた加藤博追悼の文を
再び拾うことが出来なかったのが禍根ではあるけど)

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