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読書の秋2022を控えて「#虫干しと天地返し」をやったけど、流石にダンジョンを掘るのは今月ここまでかなあ。~近況などから随想~

ってことで普通にトステムビバにロードバイクで行けていた
頃にセッセと買ってたケースに入れてた本の束を掘り出し、
十数冊のさっぽろ文庫は確認。でも興味があった2冊だけ
を残して再び封印、となりました。

今回掘り出してきたのは11巻の「札幌の駅」(1979.12)
と37巻の「札幌事件簿」(1986.06)。11巻の方は大学時代
卒論相当の時にもお世話になり、「北の映像ミュージアム」
の基礎史料を形成していた故竹岡和寿男氏の奥さんで画家の
竹岡羊子さんの名前もあるようで(札幌駅に関する文章と絵も
寄せて書かれている)。

37巻の方は主に昭和四十年までの札幌市で起こった主な
事件簿が対談なり、単独の文章の形で記されている(昭和四十年
以降から昭和六十年くらいまでの記述は記者達の座談会で語られ
ている形みたい)。
「札幌温泉電気軌道」の話はp161-162に纏められている。
まあ折を観てこのあたりの話も出来ればいいですけど(そろそろ
アート・スミスの墜落とか札幌飛行場の話とかね)。

で、もっぱら今日だと「ビルぶら!」新橋1の後編とカズ
レーザーがやってる(膝がP(パーキング)に入ってるあの
TBSのアナウンサー(堀井美香)は退社で降りてしまったけど)
X年後の関係者たちが声優ブーム特集なんで(はて、今回は
どこからどこまでを指しているんだか)、テキトーなノート写経
でもないかなとパラパラめくってたら、「千葉すずよ、レスラー
になっちゃくれないか」でも有名になってた「テレビ消灯時間」に
ちょうどいいのがあった。

 まず視聴者限定のマニア番組の必須条件「部外者には一人と
して知った顔のいない出演者」をらくらくクリア。
オープニングの歌(キレイなプロモーションビデオ(註:だから
この時には体制整っていたパイオニアLDC持ちのPVか)が
タイトルバック)を歌い、司会も務める三石琴乃という女は「セー
ラームーン」で主人公の月野うさぎを演(や)っている声優さんだ
という。しかし、マニア番組であるこの場では「月にかわっておし
おきよ!」などという、彼女と一般社会を結ぶ「記号」を見せて
くれるはずもない。

ナンシー関「テレビ消灯時間」(文春文庫版)(1999.09 914/ナ)
(1996.03.28)p21

木曜の夕方五時にやっていた「声遊倶楽部」はむろん北海道の
ネットだと深夜番組でしたが、この時間だったこともあって、早く
から意識的に声優の卵に対して着せる衣装も統一していて、ちゃんと
セーラーズの衣装が当たっていたような。司会は三石琴乃と「おはスタ」
以前で初抜擢の山寺宏一。
 つまりセーラームーンや『新世紀エヴァンゲリオン』直後で「ポケ
モンピカドン」より前の1996年にオンエアされてたので、ナンシー関
の目にも止まった、といふことになる。

女性陣はこの頃強く多めに活躍していた小西寛子(但しまだダーク
に堕ちる初代おじゃる丸をやる以前)や構成作家に転身した柳原みわ、
同級生2のヒロインに抜擢される図書館司書の資格も持ってた橘ひかり
などが出ていたがここに出ていたところから伸びた女性声優はわずかで
一番その後成長したのがディアッカの笹沼晃→「となりの801ちゃん」
と歪にリンクしていくあたりがこの番組の因業そのものだったのかなと。
 確か若手声優は「PI-PA-ズ(ピーパーズ)」とか呼ばれてました
っけね。まあそこそこ覚えていたものです。

そこそこ覚えていた、といえば。
(と変にボケては「知らない」呼ばわりして何もかも切って捨てる
いかにも三桂的な関口宏風に繋ぎますが)

よほどのツッコミ文言でない限り、私は短いコメントをしないのですが、
それでも崩れきったフォルムのボケミュージシャンにていのいい無視を
されたので、そっ閉じしながらフォローも抜いたことが以前あったの
ですが、その時のコメントメモが出て来たので、ここで一供養しようかと。

ではここはたまに、ボケ防止の呪文を唱えますか。
大分はかぼす、です。

ゆずは土佐で高知、すだちが徳島、
宮崎がへべすか日向夏、熊本が晩白柚。
愛媛は紅まどんなが挙がればまずいいか、
といふことで。

基本的には讃岐うどん喰ってたのですだちの方が先に喰ってたの
ですけど、初めていとこの伯父さんと一緒に出かけた9月の大分旅行で
しっかりかぼすの洗礼を受けたことがありまして。
 やっぱり玉葱ネットいっぱいに入ったかぼすが一袋100円とかだと
それは確かに虜(とりこ)にもなります。
 なので高知のゆずとか、大阪のだいだいとか言われてもポン酢は
かぼす優先、しょうがならまあ、って感じの好みになっていったのかな。

逆にみかんにあまりこだわりはなくて。広島の大長みかんがあれば
飛びつくのですが(こっちもアリストぬまくまなんて道の駅にさんざ
行かされた挙げ句12月に玉葱ネットいっぱいのみかんが100円、
といふトリコ案件があったもので)。大概は北海道まで届かないので
静岡・和歌山は基本スルー。熊本でいいみかんでもあれば買うかも、
って嗜好になりました。

愛媛はその時紅まどんなまでは親が御執心してたんで覚えてたけど、
甘平(かんぺい)まではその時思い出せなかった。ま、そのどちらも
ないままでも(どちらも旬の時期が短い)せとかとかはるみとか、
いろんな柑橘で勝負しようとしてる愛媛の多様性に関しては賞賛を
送りたいところではあるのですけど。

まあこれくらいまでならサッと読んでくれる人はいるかな。
読書の秋2022を控えて、その下準備に近況などから随想でした。

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