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オフィスを半分にした話

緊急事態宣言で4月に会社をほぼリモートワークにしてから、約半年ほどすぎた9月末。会社としてテレワークを恒久的に取り入れていくことを決定し、10月からその体制に移行、そしてそれに伴い11月にオフィスを半分にしてしまいました。今回はそのお話しです。

以前にも書きましたが、弊社ビサイドではなんとかリモートワークへ移行が進められたので思い切って、オフィスを半分にすることにしました。去年引っ越してきたばっかりの新しいオフィスで思い入れもあったし、短期で解約するには違約金を支払う必要があったのですが、それを支払ってでも早めにオフィスを縮小することを選びました。コロナ禍の現状がそう簡単に回復するとはないと判断したからでした。

具体的には2フロア借りていたオフィスのうち、1フロアを返すことで縮小することにしました。開発スタッフの席数的には約100席から、50席ほどに減った感じです。完全になくすのではなくて半分残すことにしたのは、リモートワークを半年続けてみて色々わかってきた所があったからです。

ベテランだったり、そこまで行かずとも業務をある程度掴んできているスタッフであればリモートワークへのシフトも割とスムーズだったのですが、新入社員や、入社して日が浅いスタッフなど新規に覚えることが多かったり、ツールの設定や使い方など、他人から教えてもらう必要が多いスタッフの場合はリモートワークが効率的と言えない状況になっていました。リモートワークでは「教える」「教わる」ことに対して、想像以上にコストが高かったのです。

そのため、10月からの新体制では

・希望するスタッフは基本的にリモートワークへ移行
・ただし、入社後、2年目まではオフィス勤務

というルールを決めて運用することになりました。

ちなみに1年目のスタッフだけにしなかったのは、2年目のスタッフが1年目のスタッフを指導してくれることを期待してのことです。また、教わることが多い新人が基本的にオフィスにいてくれると、いつもオフィスにいないスタッフでも、いざという時にはオフィスにいくことでまとめて効率的に指導ができるのもポイントです。

結果、ベテランのスタッフでもオフィス勤務を希望した者、2年目までのスタッフ、会社にいる必要がある総務を含めて30名程度がスタッフが現在オフィス勤務中となっています。この状態でも半分くらいの席はまだ余っているのですが、それは将来のためのバッファとして確保してある感じ。

あと、今回のレイアウト変更、機能的には席が減っただけでほとんど旧オフィスと変わることはないのですが、唯一、大きく変わったのは「大会議室」がなくなった事です。大会議室では、これまで週に一度、全体朝礼を行ったり、社内イベントやゲームジャム、各種イベントなど社外の人たちも含めていろんな催しをを開催してきただけに、それが今後はできなくなるのはとても残念で、今でも後ろ髪惹かれる思いです。

それでも、コロナ禍ではたくさんの人が集まるイベントは開催や参加も困難になってくると思い決断しました。

数年経って、リアルイベントが普通に開催できるようになってきたらまた広くオフィスを追加で借りられる様、しっかりがんばって行きたいと思います!

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