"希死念慮"がやってきた その１

～お願い～
数あるnoteから私の記事を読んでくださって
ありがとうございます！
こちらは精神疾患について綴った記事になります。
・自分のために病気の記録を残したい
・同じ境遇の方の参考になれば嬉しい
・当事者の周りの方の、病気への理解が深まればいいな
という気持ちで投稿しています。
ですが、ネガティブな内容に引きずられて
体調を崩される方もいらっしゃると思います。
私も同じくです。
弱った心に刺激を与えてしまいますので
今お辛い方はこの先は読まないようにしてください。

2020年4月から休職して3ヵ月、"希死念慮"がいきなりやってきた。

希死念慮とは・・・
死にたいと願うこと。
[補説]自殺願望と同義ともされるが、疾病や人間関係などの解決しがたい問題から逃れるために死を選択しようとする状態を「自殺願望」、具体的な理由はないが漠然と死を願う状態を「希死念慮」と使い分けることがある。
コトバンクhttps://kotobank.jp/word/%E5%B8%8C%E6%AD%BB%E5%BF%B5%E6%85%AE-683358

双極性障害もちのとろたくと申します。
私はⅡ型なので気分の波は普段そこまで酷くないみたい、です。
希死念慮って言葉は、「躁うつ夫婦」というリョコモコさんの本
（また紹介したいと思います）
で読んで知った言葉で知識はまだ浅いのですが、
多分ソレなんだろうと思って記事にしておこうと思います。

何気ない一言に傷付いた

7月18日（土）、たまたま旦那さんの友達と会う機会がありました。
大学時代のサークル仲間でとてもいい人達。
でも会話の中で私だけが敏感に感じ取った言葉があった。
「その人精神疾患系じゃんね笑」
ちょっと人に対して失礼なことをしたらしい、知り合いの人？
のことを言った言葉だったと思う。
・・・それ私も同じってこと？
精神疾患系って何（笑）
友達は私が双極性障害ということを知りません。
それに何気なく言った言葉だったと思います。
でも私の中でその言葉は大きい渦を巻きました。
やっぱり普通の人と同じように生きていくのは出来ないんだなと
感じてしまった瞬間だった。

フラッシュバック

そうして、”普通”の人間ではないと自分を責めたと同時に
旦那さんも”普通”の人だもんなと思った。
2019年当時彼氏だった旦那さんの言動を思い出してしまう。
病気が酷くなって新しくなった薬が合わず錯乱し、
私の人生終わった、と心の底から思っていた頃。
彼が心配して病院へついていくと言ってくれた。
けど、少し嫌そうな顔をしていた。と、感じた。
結局、病院の待合室で「俺一緒に診察室入った方がいいの？」
と聞かれてがっかりした。
どういう風にしてほしいか聞きたかっただけらしいのだが、
良いように捉えることが出来なかった。
ついていくって言ってくれて嬉しかったのに。
病気になって半年以上経っていたので、
それまで放置しといて何を今更。とか
そんなに嫌ならついてくんなよ。とか
精神疾患があるの人のことそういう目で見てるんやろ。とか
あの時思った感情が１年経って今更込み上げてきた。

三浦春馬くんの報道

7月18日、クリニックに行った帰り道でスマホに速報で通知が来た。
あまりにびっくりしすぎて二度見した。
え、三浦春馬くんってあの三浦春馬くん！？嘘やろ・・・。
別にファンだったということもないし、
すごくかっこいい！好き！とかそんなんでもないし。
でも世代だったからか当たり前のようにテレビで見ていた存在で。
ブラッディマンデーとかごくせんとかかなあ？
歌とかテレビで見たけどとんでもなく上手だったし、
色々出来て凄い俳優さんだなとは思っていた。
女の子の間で好きなタイプランキングに絶対に入るような人だったから。
だから喪失感？？がとんでもなく凄かった。
あんなキラキラした人が自殺なんて・・・。
その日帰ってきた後もずっと
「三浦春馬くん、ほんまに死んだんかなあ・・・？」
と言っていて、旦那さんに「そんなに好きだったの？」
と聞かれるほどだった。
ちなみに旦那さんは7つ年上で世代じゃなかったこともあって
そこまでの衝撃はなかったみたい。

”死にたい”に襲われた（死にたいと思ったのではない）

↑非常にややこしい表現であるが、その通りで、
死神に連れていかれるような感覚だった。
幼少期から死にたいとよく思っていたけど、
それは自分から死にたい欲が止まらず主体的？なもので。
今回は受動的な感じだった。
7月19日（日）、昨日を振り返って前述した内容の感情になり、
夕方凄い勢いで旦那さんに泣きついた。
その後、泣き疲れてフラフラしていたら”死にたい”がやってきた。
やったことのないODに手を伸ばそうとネットで致死量を調べた。
幸い9日分しか処方されていなかったので手は伸びなかった。
夜ご飯何にする？ってなった時、
大好物のお寿司が食べたい！と言った瞬間に
頭の中に「最後の晩餐だから」という感情が起こった。
これにはびっくりした。旦那さんに言えなかった。
明日は月曜日だから旦那さんがいないうちに死のうと思ってしまい
怖くなって明日はテレワークにしてほしいと懇願した。
回転寿司を食べにいって、帰ってきたらまた襲ってきた。
明日から生きていけるのか、止まらない感情でそわそわして
どうしようもない。
何をやっても気が紛れないので、旦那さんの勧めで
希死念慮についての本をkindleで早速買って読んだ。
その日はかなり疲れていたので何とか寝ることが出来た。

また、希死念慮が出始めているので今日はこの辺にします。
明日以降また続きを書きます。

つづく。