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Lesson86 焦らず、時期を待つ

ここ何週間か私を捉えていた
「仕事辞めたい」という気持ち。
先週末頃落ち着いて
今週は、仕事を頑張ることができた。

仕事を辞めたい一番の理由は
「焦り」だったのかなと思う。
今の仕事でスキルが身についてるかとか
将来に繋がっているかとか
私の良さが活かせているかとか
色々考えていたけれど
それら全て、今を活かせていない、
全力で仕事ができていない焦り。

仕事で成果を上げている人達と自分を比べて
「今やれていない自分は、未来でもダメ」だと決めつけていた。

でも、実際に転職したとして。
想像してみる。
新しい職場、新しい環境、新しい仕事。
まずはそれに慣れるだけで精一杯になる。

給料アップを狙っているから
楽な仕事になることはない。
そんな中で、私は今の体調で乗り越えられるだろうか。
息子との時間を取れるだろうか。

5年生の息子は、まだ私を必要としてくれる。
けれど、あと数年のことだ。
本当に手が離れた時に、私は後悔しないだろうか。

自分にとって、何が大切か。
少し考えれば分かる。
息子との時間が取れ、自分の体調とうまく付き合える、余裕のある仕事。

ここまで整理できても、まだ私の中には焦りがあった。
この焦りは、仕事をバリバリした経験がありつつも、子育てや体調不良で仕事をセーブすることになった人たちには共通の焦りなのかもしれない。
だとしても、私はそこから抜け出たいんだ。
そんな気持ちと戦っていた。

じゃあこの焦りを、何か動きたい衝動を、何に当てようか。
今の仕事に注ぐしかない。
今の仕事の中で、私の得意を活かせ、次に繋がるスキルを積む経験をすればいい。
幸い、それをできる程度の余裕と自由度はある。

ここらへんまで整理したタイミングで
丁度、心療内科への通院があった。

先生から言われたことは
「できているにも関わらず、できてないと思って行動したくなるというのが、トロオドンさんの最大の特徴なのかもしれませんね」。

ほんとにそうかもしれないなぁと思った。
今は、毎日仕事をしているだけって思っていたけれど、本も読んでるし、noteも頑張って更新してるし、定期的にアートセラピーの勉強もしている。
全く何もしていないわけじゃない。

思い起こせば病気になってからも、アートマネジメントの講座に参加して、アートセラピーの講座を受講して、保育士の資格を取った。
仕事を辞めていた2年半、ずっと勉強してた。

バリバリ稼げなくても
今は充電期間と、次に繋がる何かをしているならば
長い人生、そういうことでもいいのかもしれない。
子育てもしてるんだから。

焦りそうになるけど、大きな変化は起こさない。
今できることをする。本をたくさん読もうと思っている。


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