トロオドン/でことぼこの幸福学

編集者・ライター・保育士・カウンセラー/人に合わせて病んでしまったトロオドンが、恐竜の…

トロオドン/でことぼこの幸福学

編集者・ライター・保育士・カウンセラー/人に合わせて病んでしまったトロオドンが、恐竜のまま生きていく方法を模索中。「全ては波」という気づきのままに、執着せずに、ありのままを見つめて暮らしたい。

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はじめまして、トロオドンです

人間社会で、適応しようと頑張って 適応しすぎた末に病んでしまったトロオドンです。 かつての信条 ・人生は、自分で操縦していくものだ ・苦手なことがあるなら、できるようになればいい ・自分が頑張れば、きっと良くなるはずだ 向上心の塊で、頑張り屋さんで、責任感は強くて 職場では信頼されて仕事を任されて 「人にふるのも仕事のうちだよ」と言われても 「お願いするのにも工数がかかるし・・・」と抱えすぎちゃって 結果、心を病みました。 そんな状況でも、「この経験も、何かに活きるはず

    • Lesson74 体がトラウマを覚えている

      聞いた話ばかりをまとめます。 キーワードと、私の考えしか書きません。 ビビッと来た人は、ご自身でエビデンス当たってください。 先日、とある心理学系の集まりで、 「体がトラウマを覚えている」という言葉を聞いた。 初めて聞いた言葉だったのに、ずっと前から知っていたような感覚を覚え、心にスーッと染み渡った。 私の母は、背中にいつも激痛が走っている。 検査をしても何も無いので、精神的なものだと片付けられるが、だとしても治療法もない。 長年ずっと苦しんでいる。 私はそれを、母と

      • day1 先生との連携

        新学期がスタートし、高学年になった息子。 行きたくないなりに頑張って学校に行ってくれている。 毎朝学校に送ってるけど、きっかけがあれば通えるのは良いことだと思う。 でもって毎年この時期は、担任が変わって 新しい先生に息子の取説(というほどしっかり書いてないけど)を渡す時期だ。 内容は簡単で、小学校低学年で通えなくなった時のこととと、 学校で負荷がかかったら家で荒れるなどのサインがあるから その際は負荷を減らすために休ませたり宿題をしなかったりしますよっていう 注意事項を伝え

        • Lesson73 損なのか得なのか

          給料以上の仕事をしたくない。 それが、今の仕事を始めてからの、私のスタンスだった。 前の仕事を頑張りすぎて、心を病んで辞めることになったときに思った。 もちろん今よりはずっと給料は多かったけれど それに値する仕事量だったろうか、 あんなに頑張るほどに価値があるものだったろうか、 答えはもちろんNOだった。 休みの日も、仕事が頭から離れられずに 本当の意味で休むことができなかった。 今の仕事を始めた時の自分への絶対条件は、絶対に頑張りすぎないこと。 給料が低い仕事だから、

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        • 自分のまま生きるためのLesson
          74本
        • 恐竜の子の育て方
          2本
        • トロオドンの表現活動
          6本
        • 毒親孝行フントー記
          5本

        記事

          こういうの、研究されて名前もあるんだろうけど、集団が大切にされていた時代は、集団の中で私はあなたであり、あなたは私でもあったんだけど、現代は個性が重要視されて、一生かけて伸ばした個性が、死んだら消えてしまうことは、死への恐怖を高めたんじゃないだろうか。日本には宗教もない。

          こういうの、研究されて名前もあるんだろうけど、集団が大切にされていた時代は、集団の中で私はあなたであり、あなたは私でもあったんだけど、現代は個性が重要視されて、一生かけて伸ばした個性が、死んだら消えてしまうことは、死への恐怖を高めたんじゃないだろうか。日本には宗教もない。

          実りの音 〈詩〉

          ちょうちょ ちょうちょ  ちょうちょの道に こぼれるリン粉 3つの火の玉 ちょうちょ ちょうちょ 追われているの? はぐれた ちょうちょ 編まれたベッドで 羽を休める ここは静かで 温かい 水の音 海の音 流れる 揺れる 「一人の方が安心できる 仲間は全部食べてしまった」 小さな魚は 力強く けれども流れに逆らわない はじける実 大きな雷 畑に響く 実りの音

          Lesson72 しなやかな心をつくるためのレッスン

          私が心身ともに病んで仕事を休み始めたのが2019年の1月。 気づけばもう5年以上の月日が経っていました。 がっつり3年療養して、再就職。 落ちることもあれど、なんとか持ち直して、2年半勤めることができています。 このnoteも5月の終わりに3周年を迎えます。 ここ数ヵ月、心境の変化がありました。 ずっとセーブして仕事してきたけど、仕事頑張りたいと思えたこと。 「もう私、元気じゃん!」と気づいたこと。 また前のようにがっつり働ける!! とは思いませんし、したくもありません

          Lesson72 しなやかな心をつくるためのレッスン

          毒親孝行フントー記 level5

          夫婦喧嘩は犬も喰わない。と言いますが 親子喧嘩だったら犬は食べてくれますかね。 最近の揉め事と、母の成長について。 2年前の夏、私が体調を崩してから 平日の夜は母にご飯を作ってもらっています。 母はスープの冷めない距離に住んでいるので ご飯を作ってもらい、持って帰っています。 元気になってきたときに、作らなくても大丈夫だよと伝えたこともあるのですが 「あなたたちの分を作ると、自分の分もちゃんとしたのを作るから、結果健康に良い」 「喜んでくれるとやりがいがあるから」と断ら

          Lesson71 自由とは、人の目を気にしないこと

          「輝いていた時のことをイメージして」。 そう言われて、浮かんだ一枚の写真がある。 15年以上前、パリに留学していた時。 ルーブル美術館のピラミッドの近くの階段だったと思う。 真っ赤なコートを着て、振り向く私。 無防備に羽織ったコート。化粧もせず、無邪気に笑っている。 その弾けるような笑顔からは 喜びや解放感が伝わってきた。 ありのままで美しいなんて 幻想だと思うけれど あの写真に写っている私は 夢や希望に溢れていて、それを隠すことなく魅力的だった。 今年の頭だったか。

          Lesson71 自由とは、人の目を気にしないこと

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          みんなのギャラリー用

          Lesson70 物を大事にすることと、自分を大事にすること

          ズボンのボタンを付け替えた。 糸を針に通して、縫い付けて、糸を結んで。 始めてしまえば5分もかからない。 その作業を後回しにしていた。 後回しにしていたせいで、履く度にテンションが下がっていた。 そのズボンを履いた日は1日中。トイレの度に、「外れそう」。 1日の終わりに、ズボンを脱ぐときには、そこまで頭が回らない。 疲れているから後回しにするっていうのもあるけど、それより解放感が大きい。 「仕事終わったーー!」で、脱いで、ハンガーに引っ掛けておしまい。 そして繰り返す。

          Lesson70 物を大事にすることと、自分を大事にすること

          Lesson69 仕事に向き合うと楽しくなる

          最近、少し仕事が楽しい。 ずっと、この仕事は私に合っていないと思っていた。 でも最近は、実は合っているかもしれないと思えてきた。 合っていなかったにしても、興味あることを仕事にできて たくさん学ぶことができて嬉しいし 確実に、これからしたいことに繋がっていると思えて嬉しい。 そう思えるとやる気がわくし、やる気がわくから楽しい気がする。 相乗効果で、頑張るぞって気持ちになっている。 思い返すと、今まで私はストッパーをかけていたように思う。 仕事で無理をしたくない。 頑張りす

          Lesson69 仕事に向き合うと楽しくなる

          Lesson68 逃げずに参加して楽しかった経験

          3月、なんとなくずっと体調が悪い。 体が冷えているせいだと思うけど、 胃腸の働きが悪くなって、何度か微熱を繰り返している。 だが、春は何かと予定が入る。 休みの日は何かと用事があり 平日の仕事は微熱でしんどく、 体調の悪さを引きずったまま休みに突入。 いつもだったらあえて「休む予定」を組み込んで なんとか休んでいるのだけれど うまく調整できなかった。 そんな中で、高校の友達との飲み会に誘われた。 体調の悪い時、私は人と会うのがおっくうになる。 一度は行くと返事したものの

          Lesson68 逃げずに参加して楽しかった経験

          毒親孝行フントー記 level4

          母はたまに爆発する。 勝手に我慢して、勝手に容量があふれて 私に向けてくる人格否定、言葉の暴力。 先週もその状態になって 口ごたえした息子に掴みかかった。 後日聞いたところ、酔っぱらったような状態で あまり記憶にないんだと。(オーバードーズしてた) たまにある、こういった機会に 私は心底縁を切りたくなる。 息子への暴力には、さすがに怒り、非難した。 しばらくは怒りもモヤモヤも収まらなかった。 息子に危害が加わるなら、縁を切りたいと思った。 しかし、息子が私を冷静にしてく

          毒親孝行フントー記 level4

          毒親孝行フントー記 level3

          金曜日、日曜日の2回に渡って 私にとって精一杯の親孝行をしたので聞いてほしい。 金曜日、母の家で急遽ごはんを食べることになった。 母の家でごはんを食べるということは、つまり私は母の話し相手にならねばならないということだ。 息子が話しかけても、母は適当に流して違う話をすることも多く 私は息子からも母からも話しかけられて、板挟みになる。 聖徳太子でもあるまいし、と古い常套句を出してくるまでもなく、それは中々大変な状況なのだ。 あー。こういうことを書くと、やはり苦しくなるなる

          毒親孝行フントー記 level3

          毒親孝行フントー記 level2

          母は近所に住んでいる。 この時点で、私の呪縛具合を察する人もいるだろう。 何度か母の下から羽ばたいてみたものの リードでも付いていたのかなぁ?と思うくらい 戻ってきて、翼も折れて、今。である。 近くに住んでいるので、 まあまあの頻度で家にやってくる。 もちろん自分のタイミングでやってくる。 だが、我が家に入っては来ない。 玄関先で、用件だけ終わらせて帰っていく。 母は、人の家(私の家)ではゆっくりできないらしい。 先日も、我が家に必要なものがあると言って、取りに来た。

          毒親孝行フントー記 level2