【コラム】まごわやさしい献立
保育園栄養士のとろみです。
『まごわやさしい』
聞いたことが多い言葉ではないでしょうか?
実は、とろみん家の1,500あるnote記事の中で、いちばん閲覧いただいているテーマなんです!!
読者さんの興味ある言葉と思っています。
とはいえ、子供にちゃんとした料理を食べさせたいけど、何をどのように食べさせていいいのかわからない方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は、まごわやさしいについてご紹介したいと思います。
参考になれば嬉しいです。
まごわやさしいとは?
食事に取り入れるコツとして、食品研究家で医学博士の吉村博之先生が昔からの食文化を健康的でバランスの良い食事の覚え方で、最初の頭文字を覚えやすくしたものです。
ま:豆(豆製品)大豆・小豆・豆腐・味噌・納豆
豆類には植物性タンパク質が豊富に含まれています。 豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンの働きをするので、生理中の体調を整えたり、更年期障害の予防にもなります。
ご:ごま(種実類)ごま、くるみ・栗・アーモンド
ごまやナッツ、木の実にはタンパク質、ミネラル、脂質、ビタミンEなどが含まれています。
ごまに含まれるビタミンEは若返りのビタミンと呼ばれていて、体の内側からアンチエイジングを促します。
わ:わかめ(海藻類)わかめ、ひじき、海苔
ミネラルや鉄分、カルシウムなどのミネラルや食物繊維も豊富です。 海藻類に含まれるミネラルは、余分な体脂肪の燃焼をサポートしてくれる働きがあります。 海藻類は酢や油と組み合わせると栄養成分が効率よく摂取できます。
や:やさい(野菜類)人参、キャベツ、ピーマン
野菜によって含まれる栄養素は違いますが、ビタミンやミネラル、食物繊維が含まれています。
色の濃い緑黄色野菜は特にビタミンが豊富で、抗酸化作用によって若々しい体を保つことができます。またβカロテンは免疫力を高め、がんの予防に効果があると言われています。ごぼうなどの淡色野菜に含まれる食物繊維は便秘を改善し、大腸がんなどのリスクを軽減する働きがあります。
中には加熱によって栄養素が損われてしまうものもあるため注意しましょう。
さ:さかな(魚介類)あじ、いわし、あさり
魚はタンパク質の宝庫です。
ビタミンやカルシウムなどのミネラルも含まれています。青魚に含まれているEPAとDHAは血中のコレステロールを減らし、血液をサラサラにします。
し:しいたけ(きのこ類)しいたけ、えのきだけ、マッシュルーム
キノコ類には腸内環境を整える 食物繊維やミネラル、ビタミンが多く含まれていて疲労回復にも効果的です。 低カロリーなのは嬉しいですね。
い:いも(芋類)じゃがいも、里芋、かぼちゃなど
芋類は食物繊維と炭水化物、ビタミンCを多く含みます。
ビタミンCは肌荒れ、風邪予防、疲労回復に効果的です。
とろみん家では、毎週献立を考えている時にまごわやさしいを頭に入れながら作っています。献立作るだけでも面倒なのに、まごわやさしいまで考えるのは至難の業ですので、毎週木曜日に無料公開している献立部分をよかったら活用ください。
まごわやさしいは、バランスの良い食事にもつながります。まごわやさしい食生活はダイエットやアンチエイジングにも効果があると言われていますので、かぞくにぴったりです。
いかがでしたでしょうか?
質問などあればコメント欄にでも書いていただけると、お答えさせていただきます。
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