【コラム】こどもの栄養不足を招く白砂糖

保育園栄養士のとろみです。

砂糖が危険だと言う話が多く出ています。
・中毒性がある
・血糖値の急上昇
・内臓脂肪の増加
・うつ病
・認知症
・がんの原因になるなどが挙げられます

砂糖はマイルドドラッグと呼ばれることからも、悪ものの印象は免れません。そこで、今回は白砂糖の悪影響をこども起点でご紹介します。
まずは知ることから始めて、上手に食材や調味料の選択ができるといいですね。


白砂糖がこどもへ与える悪影響の5例

(1)虫歯

白砂糖は、口内の細菌の増殖を促進し、虫歯の原因となります。子供が過剰な砂糖を摂取すると、虫歯のリスクが高くなります。虫歯は放置すると頭痛だけでなく、毒素が体全体にまわりますので、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞にもつながります。


(2)過剰なカロリー摂取

砂糖は空のカロリーです。0Kcalという意味ではありません。カロリーは高いが、体に良い栄養がほとんど含まれていないということを意味します。
栄養素がほぼないと思って思っていただいて大丈夫です。
子供が過剰に摂取すると、肥満のリスクが高くなります。肥満は、健康上の問題を引き起こす可能性があります。


(3)睡眠障害

過剰な砂糖摂取は、子供の睡眠に影響を与えることがあります。砂糖を多く摂取すると、交感神経の興奮しやすい(シュガーハイ)状態を作り出してしまうため、なかなか寝付けなかったり、睡眠が浅い、などの原因になります。

(4)食事バランスの崩れ

砂糖を多く摂取すると、子供が必要とする栄養素を摂取するための場所を占めるため、バランスの取れた食事をすることが難しくなります。


(5)血糖値の急上昇と下降

過剰な砂糖摂取は、子供の血糖値を急上昇させることがあり、その後の急激な下降を引き起こします。これは、注意力や集中力の低下を引き起こす可能性があります。


いかがでしたでしょうか?
こどもから砂糖をとりあげるのではなく、適切な量の砂糖を摂取するようにすることが重要です。また、砂糖のかわりに、果物や野菜などの自然な甘味料を使用するなどの工夫もおすすめです。
こどもだけでなく、パパママにも健康管理に有効ですので、ぜひご家庭でも減・白砂糖活動をおすすめします。

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