【2.5次元小説#3】バ先のカフェで私はあなたに惚れました。
私がホールに出て接客をする番。
正午すぎだったと思う。
彼は1人で店にやってきた。
背は高いが、身長の割に痩せていてどことなくモデル体型で、でも目はぱっちり二重で…
つまり、何が言いたいかというと、
私はその高身長の甘いマスクの男の人に惚れてしまった。
私は、緊張するとすぐに顔に出てしまうくせがあって、たぶん彼の顔を見た時も私はすごく照れていたんだと思う。
我に返ったのは、彼が私に喋りかけてくれた時だった。
「顔赤いですよ。大丈夫ですか」
覗き込むように頭上から聞こえてくる
少し低く落ち着いた声
何となく私の世界が広がった気がした…。
「あっ、はい、大丈夫です///」
なんて返事したかはうろ覚えだけど、
彼は良かったとニッコリと笑みをこぼし、
ブラックコーヒーを頼んで河川敷の見えるテラス席に向かっていった。
あんな甘いマスクに苦いブラックコーヒーは、
シンプルにそのギャップに胸キュンしちゃった。
つづく
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第4話はこちらです↓
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