一流人の共通点

ナポレオンヒルが思想家、作家、科学者、起業家と対談し、半生をかけまとめた成功要素本が全世界でヒットして以来数十年経ちますが、私こういうの本は大好物です(^^)

今でもこういったコンピテンシー(能力上位者の共通項)系の自己啓発商材が売れていますね。成功するには情報源に直接当たるのが一番ですけどね。

この手の本を読むと、輝かしい実績や成功を収めた一流人(ハイパフォーマー)のほとんどが、同じことを言っている(微妙に異なる点はありますが)ので、これ以上同じ中身の本を読んで時間と労力をムダにしないよう、そのエッセンスをまとめました。

一流と聞いて、思いつきで起床時間に着目して、早起きするべきだと思うのは、自由ですけど早計です。
抽出可能な行動はあるとしても、ハイパフォーマーである人々が全員同じように同じ行動に従っているわけではないのです。

早起きしてウェイトトレーニングをする人もいれば、正午まで寝ていて明け方4時まで仕事をする人もいます。
読書する人もいれば、YouTube動画を見る人もいます。瞑想する人もいれば、しない人もいます。

本当に重要なのは、特定の行動ではなく、習慣としている背景(テーマ)なのです。
多くのハイパフォーマーが従っている5つの習慣を紹介します。

1. 運動と休息を優先する

筋トレでもヨガでも、ジョギングでもマラソンでも、運動をしていないハイパフォーマーはいません。
大きな影響力と収入を得ている人々は、ひとりひとりが自分の健康に並外れた注意を払っています。自分の楽しめる運動を見つけて、それを毎日行うのです。

また運動したらしっかり休息し、次の仕事や課題立ち向かう準備ができるくらいの十分な睡眠を取りましょう。
これらを習慣にすることで健康を維持できるようになります。

2. イエスよりも「ノー」と言う方が多い

ハイパフォーマーや成功者たちは自分の時間を大切にしており、ほとんどすべてのことに「ノー」と言うことで、重要なことに焦点を当てようとします。

ハイパフォーマーの仲間入りをしたいのであれば、もっと頻繁に「ノー」と言わなくてはなりません。
自分の使命と直接関係のないことや、あなたが楽しめないことには何であれ「ノー」を言いましょう。

足の悪い老人や目の悪い方から街中で助けを求められたら迷わず手を貸すべきですが、職場の義理飲み会に常に顔を出す必要はありません。友人のグチ目的のおしゃべりに付き合ったり、優先順位の低い仕事で残業するなど時間を無駄にしたりする事も避けましょう。

3. 感情ではなく、あるべき姿に基づいて行動する

すべてのハイパフォーマーは自分のあるべき姿を持っています。将来の自分と言ってもいいでしょう。
計画を作るときは、日記に書き出したものであれ、マインドマップに整理したものであれ、思いつきで伝票に殴り書きしたものであれ、彼らは何をなすべきか、なぜそうすべきなのかをあるべき姿に基づいて決めます。

何か計画を立てる前にまずは自分の本当のあるべき姿は何かをじっくり考える時間をとりましょう。そこを適当に決めてはいけません。あるべき姿を決めさえすれば、達成するための行動計画は勝手に出てきます。あるべき姿が決まるまでは安易に行動を起こしてはいけません。

4. 専門的技能と自己教育に力を注ぐ

一流人は本を読むか、オーディオブックを聴くか、YouTube動画を見るか、週に一度はメンターやコーチと話し合うかして、あらゆるハイパフォーマーは自己教育に力を入れています。

自分に合った方法を見つけ出し、「毎日」新しい知識を追求することに取り組みましょう。

できるだけ多くのことを学び、それをすぐに応用しましょう。知識が「力」に変わるのは、それを応用した時ですから。

5. 常に自己認識を深めようと努める

ハイパフォーマーは自分自身を知っています。何が自分に合っていて何が合わないのかを知っています。自分の弱みと強みを知っています。自分がどのような認知バイアスに陥りやすいか、自分の潜在意識がどのように現実を歪めるかを知っているのです。

彼らは信じられないほど自分に自覚的で、このことによって、ビジョン達成に向かって客観的で証拠に基づいた行動をとることができるのです。

人は、自分を知ることで、自分をもっとうまくコントロールできるようになります。そして、自分をコントロールできる人に成し遂げられないことはありません。

自分の強み、弱み、傾向を、客観的に考える時間を持ちましょう。
メンター、友人、家族、雇い主に相談して、フィードバックを求めましょう。

自分の弱点を特定し、そこに取り組むのです。自己認識を深めるためにできることは何でもしましょう。

それがすべての成功への鍵だからです。

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