音読のすすめ(勉強の仕方がわからないという人へ)
「なんで俺、こんなに頭がわるいんやろ」、「何をやったらいいか、勉強の仕方がわからない」という人への特効薬を処方します。
まず、成績のかんばしくない人、君たちは「答えを書けない」んじゃなくて、教科書やテスト問題をひっくるめて「読めていない」のではないだろうか?
日本語も英語も、読めたらある程度は書ける。
家庭で、学校で今、習っているページを、大きな声を張り上げて読んでほしい。
ちゃんと読めてる?
テスト勉強をするにしても、ワークの問題をする前に、該当する教科書のページを何度か声を出して読んでからとりかかってほしい。
そうすると、問題を解く速さも、正解率も、ずっとアップするはず。
定期テストの問題なら、そのほとんどは、教科書の本文をうっすらとでも頭に入れておきさえすれば簡単に解けます。まず、教科書を音読しよう。
理科でも社会でも国語でも英語でも共通です(音読だけではどうにもならないのは数学くらい)。
ノートにまとめようとしたら何時間もかかりますが、読み通すだけだったら簡単に終わります。
まず、読む。
それも声を出して読む。耳から入ると覚えやすいし忘れにくい。
小学生も中学生も、家で勉強するときは、大きな声で教科書を読むことから勉強をスタートすることをおすすめします。
俊英塾代表。「塾学(じゅくがく)」「学道(がくどう)」の追究がライフワーク。隔月刊誌『塾ジャーナル』に「永遠に未完の塾学」を執筆中。関西私塾教育連盟理事長。