見出し画像

【超速まとめ】 動物 細胞・消化と吸収

中学二年生の細胞・消化の章が一目で理解できるように、重要事項を最もわかりやすくまとめました。

1、細胞のつくり

細胞…生物のからだをつくっている最小単位

動物細胞…核・細胞質・細胞膜でできている
植物細胞…核・細胞質・細胞膜・細胞壁・葉緑体・液胞でできている

核…1つの細胞に1つあり、染色液で染まる
細胞質…細胞をつくっているゼリー状の物質
細胞膜…細胞質の外側にある膜
細胞壁…細胞の外側にあるしきり
葉緑体…光合成をおこなう緑色のつぶ
液胞…液体でみたされたすきま、古い細胞で増える

染色液…酢酸オルセイン溶液・酢酸カーミン溶液(核が染まる)

細胞の大きさ…赤血球(0.007mm)・クロモの葉の細胞(0.07mm)・ニワトリの卵の細胞(25mm)・ヒトの神経細胞(1m以上)

2、単細胞生物と多細胞生物

単細胞生物…1つの細胞でできている(アメーバ・ゾウリムシ・ミドリムシ・ミカヅキモなど)
ゾウリムシ…1つの細胞の中に、口・消化・水分の調節・運動(せん毛)のはたらきをする部分がある

多細胞生物…いろいろな種類の細胞が集まって組織をつくり、組織が集まって器官をつくり、器官が集まり個体(ミジンコ・ヒト・アブラナなど)になる

ヒト…(細胞)筋細胞・上皮細胞など→(組織)筋組織・上皮組織など→(器官)胃・小腸など器官→(個体)ヒトという個体

アブラナ…(細胞)葉肉細胞・表皮細胞など→(組織)葉肉組織・表皮組織など→(器官)根・茎・葉などの器官→(個体)アブラナという個体

3、食物による動物の分類

肉食動物…動物を食べる動物(犬歯が発達)
草食動物…植物を食べる動物(門歯・臼歯が発達)

4、消化と吸収

食物に含まれる有機物…炭水化物・タンパク質・脂肪
食物に含まれる無機物…カルシウム・ナトリウム

消化…食物を消化できるように分解すること

消化管…食物が通過する管(口→食道→胃→小腸→大腸→肛門)

消化液…口・胃・胆のう・すい臓から分泌される、食物を分解する液

消化酵素…消化液などに含まれる、食物を分解する酵素

唾液…消化酵素アミラーゼがデンプンを糖に分解
デンプン…ヨウ素溶液が青紫色になる
糖…ベネジクト溶液が赤褐色になる

胃液…塩酸を含み、消化酵素ペプシンがタンパク質を分解

胆汁…肝臓でつくり胆のうにたくわえられている、脂肪の消化を助ける、消化酵素をふくまない消化液

すい液…すい臓でつくり、デンプン・タンパク質・脂肪を消化する

小腸の壁にある消化酵素…デンプン・タンパク質を消化する

デンプン…ブドウ糖まで分解されて吸収される
タンパク質…アミノ酸まで分解されて吸収される
脂肪…モノグリセリドと脂肪酸まで分解されて吸収される

柔毛…小腸の壁にある突起、表面積が大きくなり栄養分を吸収しやすい

ブドウ糖・アミノ酸・無機物…柔毛の毛細血管→肝臓→全身
モノグリセリド・脂肪酸…脂肪にもどり柔毛のリンパ管

水分…小腸で吸収され、残りを大腸で吸収

7、栄養分とエネルギー

細胞呼吸…細胞で栄養分を酸素で燃やしエネルギーを取り出し、発生した二酸化炭素・水を排出する

空気・酸素・二酸化炭素と肺…空気→気管→気管支→肺の肺胞→肺胞の血管(酸素を体内へ)→酸素が血管を通って体中の細胞へ→細胞は酸素を消費して二酸化炭素を血管へ→二酸化炭素は血管を通って肺胞へ(二酸化炭素を体外へ)

俊英塾代表。「塾学(じゅくがく)」「学道(がくどう)」の追究がライフワーク。隔月刊誌『塾ジャーナル』に「永遠に未完の塾学」を執筆中。関西私塾教育連盟理事長。