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#小学算数

縮図と拡大図 縮尺

縮図と拡大図 縮尺

実際の長さを地図上に縮めた割合のことを「縮尺」といいます。地図の下に1:50000とか、1/50000とか書いてあるのを見たことがあると思います。あれが縮尺です。
縮尺は、比(1:50000)か分数(1/50000)で表します。

21年度より、縮尺の問題が小学校6年生算数の『拡大図と縮図』で復活しました。
また、社会科でもよく出題されます。

子どもたちが苦手な単元の1つです。

縮尺を求める問

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超簡単 比例 (小学算数)

超簡単 比例 (小学算数)

6年生で習う比例は、実は中学校以降の勉強の基礎になる重要な単元です。数学だけではなくて、例えば中学理科の応用問題は、ほとんど比例を使って解きます。

基本をしっかりと理解しよう他の単元とちがって、比例では大事なことを最初にしっかりと理解しておかないといけません。覚えておかないといけないことはたった4つです。

比例とは長さ1mで重さが10gの針金があるとします。2mだと20g、3mだと30g、…と

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割合・百分率・歩合は、「~倍」をつけると超簡単

割合・百分率・歩合は、「~倍」をつけると超簡単

小学生が一番苦手な割合の問題を楽に解くために、みなさんに提案したい1つの試案です。

割合、百分率(%)、歩合(割・分・厘)の問題は「~倍」をつけると超簡単になります。

★整数の場合100円の2倍はいくらか?
誰が考えたって、100×2=200円です。・・・(1)

あるものの3倍が300個だった、あるものは何個か?
すぐに300÷3=100個だとわかります。・・・(2)

400mは100mの

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素因数分解(連除法・はしご算)と最大公約数・最小公倍数

素因数分解(連除法・はしご算)と最大公約数・最小公倍数

例えば12と18の、最大公約数と最小公倍数を求める方法として、連除法(はしご算)と呼ばれる方法があります(単に素因数分解ということもあります)。

12と18を一番小さい素数の2でわり(普通のわり算と違って横棒を数字の下に書きます)、わった答えの6と9を、12と18の下に書きます。

さらに、6と9を素数の3でわり、わり算の答え2と3を、6と9の下に書きます。

2と3をわれる数は1以外にないので

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0をふくむかけ算と、割り算

0をふくむかけ算と、割り算

算数を教えていて何年も前から気づいていたのですが、小学校で最近はそう教えているのでまあいいか、と思って見逃してきて、やっぱりこれはよくない!と思っていることが一つあります。

★かけ算18×30を筆算でするとします。

今の子どもたちは以前と違って次のような書き方をします。

0も他の数字と同じようにいちいち0×8=0、0×1=0とやって、記入していくわけです。

だから、180×3000なんて問

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